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「集団敗血症」発生の皮膚科、プロポフォールを常温で60時間放置

    ソウル市江南区新沙洞のある皮膚科で発生した「集団敗血症」の原因がプロポフォール注射剤の常温放置であることが分かった。

    ソウル江南警察署は皮膚科の院長と看護助手、皮膚管理士など10人を参考人として調査した。

    警察関係者は「彼らが去る4日から7日まで60時間ほどプロポフォールを常温に置いていた」と昨日(8日)、明らかにした。

    プロポフォールは常温で保管すると細菌増殖が早まり汚染の可能性が高まるため冷蔵保管する必要がある。

    この日、合同鑑識を行った警察と保健当局もまた患者の正確な感染経路を確認する過程で該当の病院注射室にてプロポフォールの入った注射器と包装が破られたプロポフォールのアンプルを発見したことが分かった。

    これは医薬品管理不十分で責任を問うことのできる部分だ。

    前日、皮膚科でプロポフォール注射施術を受けた患者20人が敗血症の症状を見せて近くの病院に運ばれた。これまで1人が退院し、残りの患者は集中治療室などで治療を受けている。

    警察と保健当局は医薬品管理台帳も回収してプロポフォールの使用日時と投薬容量などを確認しており、注射器の再利用の可能性と注射の過程で問題有無も調査している。
  • MBNオンラインニュースチーム 写真=MBN | (C) mk.co.kr | 入力 2018-05-09 08:30:00