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現代モービス、第1四半期の営業利益は21%減少 原材料・物流費が負担

  • 現代モービスの第1四半期の営業利益が原材料価格と物流費の上昇により前年同期比20%以上、減少した。現代モービスは22日、今年の第1四半期に売上高11兆3082億ウォン、営業利益3869億ウォンをそれぞれ記録したと発表した。

    昨年の第1四半期と比べると売上高は15.2%増加したが営業利益が21.1%も減少したわけだ。

    売上が伸びた背景としては電動化部門の成長と世界市場でアフターサービス(AS)部品の売上が増加した点が挙げられる。

    実際、エコカーに供給する部品生産が増加し電動化事業部門の売上高は64%も増えた。同期間、北米・欧州など主要自動車市場に輸出したAS部品の売上も40%以上増加した。

    供給先の多角化でも成果を収めた。現代モービスは現代自動車・キア(起亜)のほか、世界の顧客会社で今年の第1四半期だけで年間計画の44%に当たる16億6000万ドル(約2兆ウォン)を受注した。

    売上増加にもかかわらず営業利益が減少した大きな理由は半導体の需給難が続き全世界の自動車市場が萎縮したためだ。

    市場調査会社のオートフォーキャスト・ソリューションによると最近、全世界の自動車減産規模は150万台に達する。今年の年間に拡大すれば減産量が225万台に達するものと予想された。

    さらにウクライナとロシア間の戦争で原材料価格と物流費が急騰した点も営業利益減少の原因と分析される。

    現代モービスの関係者は「エコカー市場の拡大で電動化部門の実績が着実に増加するものと予想される」とし「第2四半期以降は経営環境が次第に改善するだろう」と伝えた。

  • 毎日経済 | イ・セハ記者 | 入力 2022-04-22 17:46:13