ETRI、列車の台車の温度と振動を感知するセンサー開発

韓国電子通信研究院（ETRI）と韓国鉄道技術研究院の共同研究陣は21日、列車の台車部分に装着し、電源不要で振動と熱を感知できるセンサーを開発したと明らかにした。

列車の主な脱線原因は、車輪のベアリング部分に発生する熱と振動によるものだ。現在は線路の周辺40キロごとにベアリングの温度を測定し、有線で危険を知らせている。

研究陣は各列車の車両ごとにセンサーを装着し、無線でデータを統合して危険をリアルタイムで知らせる通信技術を開発した。その後、次世代列車と呼ばれる「ヘム（HEMU-430X）」に装着し、テストに成功した。研究陣は「この技術が列車に適用されれば現在、年間約600億ウォンに達しているメンテナンス費を節約できる」とし「現在、商用化のためにサイズを小さくして、モンゴルの列車に採用するための共同研究を進めている」と明らかにした。
毎日経済ウォン・ホソプ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-12-21 15:04:17