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テクノロジー > IT・科学

ホームショッピングに登場したVRとコンビニに導入された人工知能

  • 人工知能(AI)、バーチャルリアリティ(VR)などの先端技術が、消費者との接点である流通業に本格的に姿を表わしている。アルファ碁で熱い関心を集めたAI、情報技術(IT)産業最大の話題となったVRが実生活の中に入り始めたのだ。流通業は消費者と接しているため、先端技術の適用が頻繁な産業だ。新しい先端技術が続々と登場する中で、今後、流通業がどのように変わるのかにも関心が集まっている。

    CJオーショッピングは、Facebookなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)で放映する「1分ホームショッピング」で360VR技術を活用したホームショッピング放送を放映する。 360VR技術は眼鏡のような別途の装備なしで、画面を動かすだけで別の角度から撮影した映像を見ることができようにしたもののことだ。映像を再生すると、モバイル機器を動かしたり、指でタッチしたり、マウスを移動するだけで視聴者が好きな場所を映すことができる。

    今回、CJオーショッピングがVR技術をホームショッピングの画面に適用したのは、SNSで1分という短い時間で商品を知らせる「1分ホームショッピング」の特性上、消費者の目線を瞬時に掴み引き込むコンテンツを制作しなければいけないという判断からだ。 CJオーショッピングの関係者は、「360VR技術を活用してホームショッピング放送を制作すれば、視聴者は本人が見たい製品のデモンストレーション部分だけを見ることができるという長所がある」と話した。

    コンビニCUを運営するBGFリテールは来る12日から、加盟店主の代わりにシステムが自動的に商品を注文するようにする「スマート発注システム」を導入することにした。システムが店舗別の売上データを分析し、適正在庫量を算出して発注するシステムでAI形態のうちのひとつだというのがBGFリテール側の説明だ。

    BGFリテールは過去1年間、関連技術を開発するために関係者50人を投入し、ソウル大学産業工学科サプライチェーン管理研究室の諮問でシステムの安全性を検証した。この業者の分析によると、過去2カ月間、スマート発注をテストした結果、ほとんどの店舗が適正在庫量を維持し、人が発注するよりも精度が向上した。
  • 毎日経済 チェ・スンジン記者 / チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-07 17:15:44