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サムスンのスマートウォッチとiPhoneを連動させるアプリ流出…テスト用か
サムスンGearとiPhoneの連動せまる…サムスンとアップル、蜜月を加速
- サムスン電子製スマートウォッチ「ギアS2（Gear S2）」をiPhoneでも使用できるようにするプログラムが事前に流出して、ユーザーのあいだで話題だ。サムスン電子とアップルは互いにスマートフォンのライバルにもかかわらず、戦略的に製品の互換を認めて「第2の蜜月」を続けていく姿だ。
最近、サムスンディスプレイが次世代iPhone向けのOLED部品をアップルに供給する契約を結ぶなど、巨額の訴訟戦を終えた後は両社の関係が好転している。
15日、国内のITコミュニティ「クリアン」と海外の開発者の集まりである「XDAフォーラム」には、ギアS2をiPhoneと連動させる「ギアマネージャー」という名前のiOS用アプリが共有されている。
ある業界関係者は、「プログラムを消費者に正式にリリースする前に、アプリの生態系を構築しておくために開発ツールなどを、サードパーティの開発者に事前配布する習慣がある」とし、「サムスン電子が今年の初めに国内外の開発者に、非公式に配布したテスト用バージョンが流出したと見られる」と語った。
このアプリを使ってみたユーザーによると、携帯電話と文字メッセージの送受信、連絡先の共有や各種アプリの通知などの重要機能が円滑に動作する。ある使用者は「カカオトークなど、サードパーティのアプリの動作さえできれば実際の使用には問題がない」と評価した。よしんばテスト用バージョンだが、iPhoneユーザーがアップルウォッチだけでなくギアS2もまともに使えるようになり、アーリーアダプターのあいだで大きな話題になっている。
サムスン電子は今年初め、米国ラスベガスで開催された家電ショー「CES 2016」で、ギアS2はiPhoneでも動作するように年内に関連アプリを正式発表すると明らかにした。
ギアS2の生態系を広げようとする戦略の一環だ。従来はギャラクシーシリーズをはじめとする、Androidオペレーティングシステム基盤のスマートフォンでのみ使用することができた。
ギアS2をiPhoneでも使えるようにすることは、サムスン・アップルの双方ともにWin-Winだ。サムスンはギアS2の生態系を、アップルの立場からはiPhoneユーザーのスマートウォッチの選択肢を広げるところに役立つ。 - 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-04-15 19:38:31
