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産学協力で開発された環境にやさしい喫煙ブース

    大学と中小企業が手を取り合い、たばこの臭いや有害物質を画期的に取り除く喫煙ブースを開発した。

    韓国産業技術大学(産技大)は4日、クリーンルームの専門企業スゴンInc(SUGONG Inc)と産学協力を通して空気浄化機能に先端デザインを融合させた新概念の喫煙ブースを開発したと明らかにした。

    今回、開発された喫煙ブースでは、クリーンルーム製造技術を応用した6段階ろ過方法でブース内の喫煙の有害物質を完全に除去してくれる。既存の喫煙ブースが単に送風機でたばこの煙を排出するのにとどまり、有毒発がん性物質を除去できなかったが、今回、開発されたブースは、韓国化学融合試験研究院(KTR)の試験結果、ホルムアルデヒド、一酸化炭素、有機化合物などのたばこの煙の有害物質を10~20分以内に完全に除去することが分かった。

    キム・グァン産技大産学協力団長は、「今回の喫煙ブースの開発は革新技術を他の業種に適用し、新たな付加価値を創出した産学協力の成功事例だ」とし、「世界的に禁煙政策が強化されながら、高機能性喫煙ブースに対する関心が高まっており、新たな市場創出を期待している」と伝えた。スゴンIncは、製品開発に成功した恩返しとして2700万ウォン相当の初の試作品を産技大に寄贈した。
  • 毎日経済 チョン・スンウ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-05 08:35:23