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SKハイニックス、今年の下半期に電力効率高めた次世代DRAMを出荷

    SKハイニックスは今年の下半期、現在の製品よりも電力効率の改善された次世代DRAMソリューションを出荷する。

    SKハイニックスは17日、中国の深センで主要携帯電話メーカーを招待して「2016 SKハイニックス・モバイルソリューションデー」イベントを16日に開催し、このような計画を公開したと明らかにした。

    次世代DRAMソリューションは、現在のLPDDR4(Low Power DDR 4)よりも電力効率を20%ほど高めたLPDDR4Xとして、先立ってサムスン電子が今年初めの「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で開発したと明らかにしたことがある。

    この製品はLPDDR4と基本仕様は同じだが、DRAMの情報のインプット/アウトプット(I/O)の動作に必要な電圧を0.6Vに下げ、電力効率を高めたものだ。市場には来年に出荷される見通しだ。

    SKハイニックスは3回めになる今年のイベントで、「ともに限界を克服し、前進しよう」というスローガンの下で、SKハイニックスのモバイルDRAMとNAND型フラッシュメモリ・ソリューション、CIS(CMOS Image Sensor)などを公開した。

    モバイル市場の成長鈍化などで競争が激しくなった中国で、さまざまなメーカーとの戦略的協力を強化するために用意されたイベントだ。

    イベントにはSKハイニックスの中国の主要な顧客であるファーウェイ(華為技術)、シャオミ(小米科技)、レノボ(聯想集団)などや、中国最大の移動通信会社のチャイナモバイル(中国移移通信)、チップセットメーカーのクアルコム(Qualcomm)やメディアテック(MediaTek)などのモバイル業界の主要企業が参加した。

    また、最近の大きな成長で注目されるスマートフォンメーカーのオポ(OPPO/広東欧珀移動通信)社やビボ(VIVO)社と通信会社のチャイナユニコムも参加して、SKハイニックスの中国市場の関心の高さをあらわにしたと同社は明らかにした。

    特に基調講演でクアルコム、メディアテック、スプレッドトラム(Spreadtrum/展訊通信)は、中国市場に対応するための製品開発戦略とSKハイニックスとの協力強化の必要性を強調した。

    ソン・ヒョンジョンSKハイニックスマーケティング部門長(副社長)は、「中国は世界最大のスマートフォンの消費・生産市場に成長しており、量的・質的成長を土台にモバイル生態系の中心になった」とし、「SKハイニックスは今回のイベントを通じて主要顧客のサポートと戦略的協力活動を強化し、最適なモバイルソリューションを共有して前進したい」と抱負を明らかにした。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-17 16:02:06