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テクノロジー > 健康・医学

夜に横になってスマートフォンで「一時的失明」…なぜ?

  • 夜に電気を消し、横になって誤った姿勢でスマートフォンを見ると、ややもすると「一時的視覚障害」が起こる危険性があるという警告が出た。米国の主要メディアによると、最近、英国で暗闇の中でも、長時間スマートフォンを見ていた女性2人が「一時的視覚障害」を患ったと報告された。

    それぞれ22歳と40歳のこの女性らは、突然前がよ​​く見えない現象が数分~15分ほど持続する状態が断続的に繰り返されると、病院を訪れた。視神経や脳神経異常などを確認するための磁気共鳴画像(MRI)撮影から心臓の超音波まで、複数の検査をしたが、原因を発見できなかった。ロンドンのムーアフィールズ眼科病院(Moorfields Eye Hospital)ゴードン・プラント(Gordon Plant)博士チームは2人の患者にそれぞれこのような症状が起こる時、正確に何をしていたのかを訊ねた後、ミステリーを解いた。

    単純な理由だった。2人の女性の両方ともが暗闇の中で横になって、スマートフォンの画面を長い時間見ていたのだが、この時片方の目は柔らかい枕に隠された状態でもう片方の目だけで見ていたためだった。

    プラント博士は、「片方の目は明るい光に適応されており、枕に隠れたもう片方の目は暗闇の中で慣れているためだった」と言いながら、暗闇に適応された目が電気が消された部屋に適応できず、視覚が正常に戻れないということだと説明した。プラント博士はしかし、このような症状は一時的なもので、目に永久的障害を負わせるのではないと言いながらも、このような症状を避ける方法も簡単だと強調した。「両目を使用せよ」ということだ。

    研究チームは、このような症状を「一時的スマートフォン視覚障害」と名付けた。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-25 14:18:01