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電子部品研究院(KETI)のスマート工場技術が国際標準技術に

    韓国の公共研究機関が開発した製造工場の生産システムの最適化技術が世界初の標準技術として採用された。

    電子部品研究院(KETI)は24日、去る9月にドイツ・ハイデルベルクで開かれた産業インターネットコンソーシアム(IIC)会議で、研究員が提案した産業用モノのインターネット(IIoT)ベースのスマート工場(SFW、Smart Factory Web)の実装技術が標準技術として採用されたと明らかにした。

    IICは、△スマート工場 △エネルギー △医療 △運送などの主要産業群で産業用モノのインターネット技術(IIoT)を適用し、拡散するために2014年に設立された。米国のゼネラル・エレクトリック(GE)、AT&T、シスコ、IBM、インテルなどの世界中の250社以上のグローバル企業と研究機関が参加する事実上の技術標準コンソーシアムだ。

    KETIとドイツ・フラウンホーファーIOSB研究所の共同で提案したこの技術は、世界初で米国の「IIC」とドイツの「インダストリー4.0」規格を同時に遵守した。ドイツ・フラウンホーファーIOSB研究所は、工場自動化に必要な光学イメージとソフトウェア開発に特化した研究所だ。

    お互い別のインフラ環境をもつ工場をIIoT技術で接続する相互互換性に優れ、ユーザーの利便性と高い開放性を備えた。この技術を活用すれば、それぞれ独立的・閉鎖的に運営されている世界各地の工場をIIoT技術で繋ぎ、工場間に生産資源を効率的に運営できる注文カスタム柔軟生産(ODAP)環境を造成できる。KETIは2017年から運営する韓国とドイツの示範工場をこの技術で連結し、今後各国の示範工場とも相互互換性をテストできるハブの役割を実行する計画だ。
  • 毎日経済 チェ・ヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-10-24 15:25:17