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人工知能で血圧を測定…漢陽大教授がディープラーニング`適用技術を開発

    人工知能(AI)をもとに、ヒトの血圧を測定できる技術が韓国の研究陣によって開発された。未来創造科学部は8にt、基礎研究事業の支援を受けた漢陽(ハニャン)大学融合電子工学部のチャン・ジュンヒョク(写真)教授チームの人工知能研究成果が最近、国際学術誌『国際電気電子工学会(IEEE)産業情報トランザクション』に掲載されたと明らかにした。

    血圧は腕を圧迫する機械を通じて、収縮・弛緩時の血圧を推定する方法(オシロメトリック血圧測定法)で測定するが、これよりは患者の腕に圧迫帯を巻いて聴診器で血圧数値を把握する方がより正確だ。

    チャン教授チームは、オシロメトリック測定法を活用するものの、血圧測定に参加した人のデータを人工知能の学習(ディープラーニング)形態に増幅させると、ビッグデータにすることができるという点に着目した。これにより、特定の人の血圧生体信号をそのビッグデータのアルゴリズムに入力し、聴診器を当てなくても血圧の数値を正確に把握できるということだ。

    研究チームは、カナダ・オタワ大学とカナダ現地人85人に対する血圧生体信号データを分析した。彼らの腕に圧迫帯を巻いて1人当たり5回ずつ収縮・弛緩を経て、出てきた血圧生体信号データを計425データ(85×5)を確保した。血圧関連の生体信号は、血管に圧力を加える時、血管壁を血流が押し出す力の数値だ。研究チームは、85人の血圧生体信号データの分布を把握した後、それと同じような分布を示す新しい任意のデータを作成した。
  • 毎日経済 ソ・ジンウ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-11 17:52:13