記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
テクノロジー > IT・科学

サムスン電子、背面部の強化ガラス下に指紋認識の適用を検討

「Galaxy S8」に適用の可能性も…「ディスプレイ一体型は収率リスク大」 

    サムスン電子が新しい背面部の指紋認識機能を適用したスマートフォンを発売するとみられる。

    16日、電子業界によると、サムスン電子はスマートフォンの背面部の強化ガラスの下に、指紋認識モジュールを適用する方案を検討していると伝えられた。

    現在、サムスン電子はGalaxy S6シリーズ以降に発売したバッテリー一体型スマートフォンの背面にすべて強化ガラスを適用している。サムスン電子はこれまで、スマートフォンの前面にあるホームボタンを利用し、指紋認識機能を実装してきた。公式発表はなかったが、ホームボタンがなくなると知られているモデルはまだGalaxy S8だけだ。

    これまで、来年上半期に発売するGalaxy S8は、指紋認識がディスプレイ画面上で可能だと見通しされてきた。ベゼルが薄くなり、ディスプレイ画面を広げる過程でホームボタンが消えるという理由からだ。ある関係者はこれと関連しても、「Galaxy S8はフルスクリーン方式が合っており、ホームボタンもなくなると分かっている」と説明した。

    指紋認識モジュールを強化ガラスの下に入れれば、ホームボタンとは異なり、触覚で指紋認識が可能な位置を区別できない。このような理由から、カメラモジュールの下の部分、または人差し指が自然に届く右・左上段に適用される可能性があるように思われる。指紋認識の可能範囲を広くするには、指紋認証モジュールのICチップが大きくならなければならないが、この場合、ウェハー当たりのICチップの生産量が落ちて、部品コストが上がるということが欠点だ。

    厚いガラスを通して指紋を認識するためには、指紋認識モジュールのICセンサー性能とアルゴリズム技術が重要だ。現在、サムスン電子は指紋認識関連技術を内在化して自主的に開発・適用している。
  • 毎日経済デジタルニュース局 パク・ジンヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-12-16 13:29:24