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低電力の8GBモバイルDRAM…SKハイニックスが早かった

    SKハイニックスは9日、8ギガバイト(GB)のモバイルDRAMを発売したと明らかにした。この会社は、間もなく発売予定のスマートフォンにこの製品を大量供給する計画だ。

    SKハイニックスが今回公開した製品は、既存のLPDDR4(規格基準)に比べ、電力効率を20%ほど改善した最低電力規格を適用した。SKハイニックスは16ギガビット(Gb)チップをベースに、8ギガビットの単品2つを繋げたデュアルチャネル16ギガビットチップを4段で積んだ。

    最大容量の8ギガバイトのモバイルDRAMは、サムスン電子が昨年10月にリリースして以来2回目だが、SKハイニックスは低電力技術を適用したLPDDR4X規格基準で、世界最大容量の製品を出した。この製品は、DRAMのデータ入出力区(I / O)の動作電圧を従来のLPDDR4の1.1ボルトに比べ0.6ボルトに下げ、全体的な消費電流を減らした。低電力を維持しながらも、64個のI/ Oを介して毎秒34.1ギガバイトのデータを処理する。

    既存の8ギガバイトのLPDDR4に比べて、サイズも30%以上減少して(12ミリ×12.7ミリ)厚さも1ミリ以下で、同じ容量の製品の中で最も薄い。このように、大容量のモバイルDRAMの発売が続き、今後スマートフォンでもPCと同様の処理速度と超高画質動画を楽しむことができるようになる。

    特に、低電力でバッテリーの寿命も長くなる。市場調査機関IHSマークイットによると、スマートフォンのモバイルDRAMの平均容量は、今年の3.5ギガバイトから2020年には6.9ギガバイトへと年平均25%以上成長すると予想される。スマートフォン市場で8ギガバイトのモバイルDRAMを搭載する需要は今年から発生し、2020年には63%を占めると予想される。
  • 毎日経済 イ・ドンイン記者 / 写真=SKハイニックス | (C) mk.co.kr | 入力 2017-01-09 17:36:07