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サムスン電子、高性能の車載用メモリストレージデバイスを開発

  • サムスン電子は高級車に搭載されるプレミアムメモリー市場の拡大に乗り出した。

    サムスン電子は8日、車載用ストレージに容量を2倍に増やした256GB(ギガバイト)の組み込み型ユニバーサルフラッシュストレージ(eUFS/embedded Universal Flash Storage)を世界に先駆けて開発し、世界の自動車会社に納品したと発表した。

    この製品は高級セダンやスポーツカーの次世代尖端運転補助システム(ADAS)、インフォテインメント、ダッシュボードシステムなどに搭載される予定だ。サムスン電子は今回の製品発売を契機に、世界の自動車顧客や電装顧客とさまざまな技術協力を通じて車両用メモリ市場を先取りしていく計画だ。

    自動車用のメモリは、エンジンと走行状況で発生する熱に耐える技術が最も重要だ。今回の製品はマイナス40度から105度に耐えることができる。既存の製品は運転時に85度まで耐えられた。特に105度以上の場合には温度感知センサーが信号を伝達し、温度を下げることができるようにする安全装置も設けられた。一定の時間が経過したデータを新しいセルに移す「データリフレッシュ」技術を適用し、処理速度の向上とシステムの安定性を確保した。この機能を適用すると、データの読み取りと書き込み特性を長期間維持することができ、使用寿命を大幅に延ばし、自動車用半導体で最も重要な信頼性を向上させることができるとメーカー側は説明した。

    サムスン電子メモリー事業部マーケティングチームのハン・ギョンファン常務は、「自動車が極限の状況でも安全に性能を発揮できるようにするメモリ製品」だとし、「高性能車両用メモリー市場を先取りして、一般の自動車市場まで事業領域を持続して拡大し、車両用メモリ市場の成長を導くつもりだ」と述べた。
  • 毎日経済_イ・ドンイン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-02-08 17:43:37