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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • Q.
    Netflixドラマ「地獄が呼んでいる」のシーズン2は、いつごろ出ますか?
  • A.
    Netflixのドラマ『地獄が呼んでいる』が昨年11月に公開されてから、もう半年近く経ちました。『地獄が呼んでいる』は公開初日から人気を集めました。全世界に公開された初日の2021年11月20日、ワールドランキング1位になりましたが、テレビショーとしては韓国作品の中で初めて成し遂げた業績です。

    ドラマを展開する話がとても強烈です。新興宗教、新真理会の議長は人々が死ぬ日付を知らせる「告知」と地獄の使者が出没して死刑を執行する「試演」を行います。人々の意見はまちまちです。

    そして、ソウルのあるカフェで新真理会の叫びが現れます。携帯電話の時計の画面が13時19分から13時20分に変わった瞬間、黒い怪物たちが現れ時間を確認しながら戦々恐々として逃走する男を殴打し焼き殺す事件が起きたのです。

    新真理会は神が直接審判する時間が到来したと声を高めます。

    死ぬ時間を告知される人はどんな気持ちでしょう?
    誰でも次回告知を受ける人が自分ではないことを祈る気持ちでいっぱいでしょう。

    人が暮らす世界が地獄になってしまったのです。しかし、英語で書かれた作品名の「Hellbound」は少し違う解釈が可能であることを知らせてくれます。

    ことごとく地獄に行く運命の人にだけ地獄の火が下される、だからより正義を貫いて生きろという意味に解釈されるというのです。

    ドラマ『地獄が呼んでいる』はメガホンを取ったヨン・サンホ監督のウェブ漫画『地獄*』を原作としています。正確に言えば原本はヨン・サンホ監督が大学卒業作品として発表したアニメ『地獄・二つの人生』です。卒業作品をもとにウェブ漫画を連載しウェブ漫画をもとにドラマを演出しました。

    * 文:ヨン・サンホ、絵:チェ・ギュソク

    ヨン・サンホ監督はドラマ『地獄が呼んでいる』』の制作に着手する際、最初からシーズン制を念頭に置いたそうです。シーズン2の制作は当然の手順という意味です。シーズン1を総上映時間が302分の6部作に短くしたのも、シーズン2の制作を考慮したためでしょう。そしてシーズン1の最終回ではシーズン2に備えた「ネタ」までばらまいておきました。

    ヨン・サンホ監督のシーズン2制作への意志は固いです。Netflixは映像化の優先権を持ってはいますが、Netflixがもしシーズン2の制作を拒否するなら、ほかのプラットフォームを探す意思も明らかにしました。

    漫画を土台にしたドラマなので知的財産権が漫画の著者であるヨン・サンホ監獄とチェ・ギュソク作家にあるため、Netflixの他にプラットフォームを探すこともできます。

    もちろん、Netflixがシーズン2の制作を拒否する可能性は非常に低いようです。世界1位を占めた上、シーズン2を首を長くして待っている視聴者も多いのでNetflixもシーズン2がいつクランクインするのか首を長くして待っているでしょう。

    それではドラマ『地獄が呼んでいる』のシーズン2は、いつごろ見ることができるでしょうか?
    これは誰も知りません。ヨン・サンホ監督も知らないでしょう。

    ヨン・サンホ監督とチェ・ギュソク作家はドラマのシーズン2に先立って、漫画シーズン2を作る予定です。知的財産権の確保が優先だという判断があるのでしょう。

    ヨン・サンホ監督はあるメディアとのインタビューで「地獄が繰り広げられる世界観で起こりそうな出来事を選ぶ作業を昨年の夏から始め、早ければ今年の下半期にも漫画化できそうだ」と明らかにしました。

    これを勘案すると『地獄が呼んでいる』シーズン2は早くても来年下半期になってようやく視聴者に会えると思います。2年も待たなければならないなんて少し残念です。