幼い子どもと一緒にKBS育児プログラム『スーパーマンが帰ってきた』に新たに登場したメンバー、俳優オ・ジホとヤン・ドングン、イン・ギョジンには、使命が下されましたね。新米パパとしてうぶな姿を見せろ。

最近『スーパーマンが帰ってきた』に登場したパパたちは全くパパらしくありませんでした。韓国の普通のパパは、目が覚めると忙しく会社に行って、一杯ひっかけて帰宅する頃には、赤ちゃんが眠っていて、週末に遅くまで寝たくても、布団をめくる子どもせいで無理やり起きると、「子どもの面倒を少し見てて」という妻の声が小言にだけに聞こえて。このような日常が韓国のパパの姿でした。だから幼い子どもが目に入れても痛くないほど可愛くても、子どもが泣くとあやしながら、一緒に泣きたくなるのです。

KBSは『スーパーマンが帰ってきた』にパパたちを新たに投入して「少しは不器用だろう」という期待を抱いたように思います。しかし、オ・ジホとヤン・ドングン、イン・ギョジンは、生きてきた姿や性格が全く異なるため、テレビモニターにもそれぞれ別の場面が映りました。

オ・ジホは『スーパーマンが帰ってきた』に出演しながら、子どものペギルサン（生誕100日目に準備するお膳）を作り、妻ウン・ボアに花と一緒に手紙を渡したといいます。手紙を読んだ妻は涙を流しました。

このような感動がある前、オ・ジホは内心寂しい思いをしました。ペギルサンを準備して妻の賞賛を聞きたくて切ない目線を送ったのに、妻が知らないふりをして無視して小言を言ったためです。妻がアパレル業界で働くキャリアウーマンだから、「まあ、その程度くらいなら、誰もがすることでしょ」と思ったようにも映りました。

しかし彼女は後で行われた制作陣とのインタビューで、「夫は本当にたくさん苦労しました。表現できなかったようで申し訳なかった」とし「涙が出そうになったため、表現しにくかった。ありがとう」と伝え、さらに視聴者を感動させました。

キャリアウーマン？ オ・ジホの妻がどんな仕事をしているかというと、なんとロシアに関連する衣類事業をしています。ソウルで外国文化が集結する梨泰院（イテウォン）で、結構大きく衣類事業を行っているそうですが、妻の実家でも実業家は妻の母だと言うほどなので、妻の実家は女性たちの気が強い感じもします。妻が働く場所が梨泰院だからか、オ・ジホ夫婦は結婚する前にも芸能人のホン・ソクチョンが運営するレストランを頻繁に訪れる常連客だったそうです。

オ・ジホは初め妻と出会い、わずか30分で別れたのですが、頭の中から全く離れず「兄さんたちが言っていた天生縁分（ 天が決めた運命の人 ）というのは、このようなことのようだ」と考え、「俺の女にする」という決意を固めたといいます。ウン・ボア氏も事業をしているからなのか、器の大きい女性であるようです。後述するオ・ジホの過去の出来事も知っているはずです。オ・ジホがイ・ヨンジャを抱く悪い手という動画があるのですが、ウン・ボア氏は憂鬱な時にその動画を見て​​笑うともいいます。

悪い手？ どんな悪い手？ イ・ヨンジャが走ってきてオ・ジホに抱きつくシーンなのですが、オ・ジホが両足を一緒に抱えるのではなく、股の間に手を入れて抱えるんです。いくらぽっちゃりしているといってもイ・ヨンジャも女性なのに、股の間に手を入れるなんて、だから悪い手でしょう。ウン・ボアはそれを見て笑い飛ばします。

今は妻とこのような情を分けて、泣き虫娘の娘バカになったオ・ジホですが、彼にも消したい黒歴史があります。遊興業所で働いていた元彼女が自殺した過去です。1999年にモデルとしてデビューしたが、取るに足りなかった無名時代に彼の世話してくれた彼女と別れたのです。

当時のオ・ジホの説明としては、彼女が先に別れようと言ってきたとのことでしたが、とにかく有名になった後に別れたのは事実でしょう。ところが、彼女が極端な選択をしてしまったのです。彼女は死ぬ前に、「何かが起きたらオッパに知らせて」という伝言を残したのですが、遺言によりオ・ジホにも事実を知らせましたが、世間の視線を意識してか葬儀場に弔問しに行きませんでした。

このことでオ・ジホを批判する視線が多く、そのせいで一時放送出演も減りました。

とにかくすべて過ぎ去った事であり、3歳年下の妻に出会って仲良く暮らしているが、100日が経った娘オ・ソフンは目鼻立ちがはっきりしたかわいい赤ちゃんでなくても、愛嬌だけは100万ドルを見せてくれます。

ヤン・ドングンの妻パク・ガラムは、軽い気持ちでSNSでメッセージを送り、生涯を一緒に生きることになったといいます。2人は軍で自殺防止用として作成されたキャンペーンソングのミュージックビデオを撮りに行って出会いました。ビデオの中では男女の主人公だったようです。

美しい姿に気持ちを揺すぶられたヤン・ドングンでしたが、先にアピールすることはしませんでした。まかり間違えば「お茶でもしよう」と軽い言葉をかけて断られる可能性もあり、そうすれば 万事休すで終わってしまうため、縁が結ばれることを待っていたのでしょう。でも、SNSでメッセージが来たのですから、どれほど良かったことでしょう。

妻パク・ガラムは、「SNSを送ったのは正しいが、この男性と上手くいかなきゃ、こんな考えはありませんでした。少し誤解があったようです」と当時を打ち明けました。しかし、誤解も何も、とにかく大物を握った感覚にヤン・ドングンは、猪突的にダッシュしました。子作り大作戦に突入したわけです。

ヤン・ドングンは妻に会うたびに、愛情をたっぷり込めて表現したのですが、どんな言葉を言ったのかといえば、「俺、お前と子どもを産む」

一直線に走った末にヤン・ドングンの彼女のお腹は大きくなり、ヤン・ドングンは電撃的に結婚を発表します。最初から婚約者が妊娠した事実まで打ち明けました。この男は私の相手なのか？ 違うのか？ はっきりしない間にパク・ガラムは子どもの母になってしまいました。



夫の熱烈なダッシュでうっかりと結婚したといって、パク・ガラム氏が未熟な男に出会ったのでは、決してありません。イケメンではありませんが、ヤン・ドングンは俳優、歌手、ダンサーとして認められる万能芸能人なんですよ。ヤン・ドングンが果たしてどのような芸能人なのか？ この話は次回に、イン・ギョジン家族と一緒に紹介しますね。

※ この記事は「「スーパーマンが帰ってきた」に出演中のオ・ジホ、ヤン・ドングン、イン・ギョジン家族について教えてください。（下）」へ続きます。