11人のWanna Oneに複数のメンバーを輩出した芸能企画事務所は、MMOエンターテインメントとBRANDNEW MUSICの2社です。シーズン1ではPledisとJellyfish、Fantagioの3社が2人ずつメンバーを輩出しましたが、シーズン2ではFantagioとPledisが練習生を1人ずつ輩出しただけで、Jellyfish所属のメンバーは含まれていません。

だからといって、これらの企画会社が失望したと考えてはいけません。FantagioとJellyfishはそれぞれ練習生を1人だけ競合に送り出し、Fantagioは100％の成功を収めたわけです。

Wanna OneのMMO出身はリーダーであるユン・ジソンとセンターで中心をとるカン・ダニエル（姜ダニエル）です。

▶ カン・ダニエル

180㎝のすらりとしたカン・ダニエルは、青少年時代から現代舞踊とB-Boyでパワフルながら繊細なダンスの実力を備えた実力派です。だからといって努力を怠ることもありません。『プロデュース101シーズン2』の参加者は彼を「切実さが印象的なメンバー」として記憶します。

メンバーが11人であるため、センターが非常に重要でした。カン・ダニエルがセンターとなった理由には、最終1位で競合を通過したためですが、彼がなるべくしてなったという気がしたりします。身長もチームでライ・グァンリン、ファン・ミンヒョンと共に大きな軸となっていますしね。そしてさらにすごいことは、生年月日を計算すると彼は必ず中央に位置するという事実です。

カン・ダニエルは中学時代からダンスの素質を見せてきました。学園祭でRainの『Hip Song』に合わせて踊り、ものすごい反応があったそうです。女子学生が一度踊ってほしいと要求すると、恥ずかしく笑いながら教室で踊ったりもしたとか。高校に進学後は最初から現代舞踊を専攻しました。高校生芸能実技大会で金賞を受けたこともあります。

Wanna Oneメンバーの中で最も多くのファンがついていますが、ポータルサイトDaumに設立された公式ファンカフェ「ゴッドダニエル」の会員数は、8月23日現在18,330人。彼のファンダムは6月、動物保護団体に110万ウォン、猫の保護団体に250万ウォンを寄付しました。水害復旧支援のためにも300万ウォンも出しています。猫は飼っているが動物が恐いと言っていたので、ファンダムがわざわざ動物保護団体に寄付したかもしれません。


▶ パク・ジフン

MAROO企画所属のパク・ジフン（朴志訓）はまだ高校生です。しかし、彼よりも幼いメンバーが4人もいるので、末っ子とするには難しいです。

彼が芸能界で積んだキャリアはすでに相当なものです。7歳から子役俳優を始め、これまでドラマや映画、CF、ミュージカルに出演して実力を固めてきました。おかげでWanna Oneメンバーの中で過去の写真が最も多く紹介されました。SMエンターテイメントとFantagioを経てマル企画所属になりました。舞台に立った経験が多いため、カメラを目ざとく見つけ、多彩な表情で自分の存在感を表わしたりしています。

正式デビューをしていない状態でもファンがたくさん増えて「僕の心の中に保存」という流行語まで作り上げました。このフレーズは、広告や宣伝はもちろん地上派バラエティ番組のテロップにも使用される程でした。

「プロウィンク少年」と呼ばれるほど、ウィンクは彼が持っている必殺技でもあります。カメラに一度捕捉されるために、数百回もまばたきをし、普段からしっかり練習を積んでセクシーバージョンのウィンクや可愛いウインク、さわやかなウィンクなど種類も豊富だといいます。ウィンクが得意技なら、愛嬌も自然についてくるでしょう。頭を掻いたり、頬に空気を入れたり、目をぱちくりさせるなど、やりすぎない範囲で愛嬌を振りまきます。

彼が元々好きな色は黒ですが、ファンが送ってくれた色とりどりの色の服を着て認定しました。特にファンからもらったピンクのトレーニング服をよく着て、ここにピンクの帽子まで合わせたりもしました。まったく新しい人生の色としてピンクが席を取ったようですね。下着もピンクに履き替えようか考えているところだとか。中国にファンが多く、中国のファンは中国北西部の砂漠に木1000本を植えて「パク・ジフンの森」を寄付しました。


▶ パク・ウジン

BRANDNEW MUSIC所属のメンバーパク・ウジン（朴佑鎭）は、小学生の頃から家の近くのダンススクールに通って歌手の夢を育てたそうです。高校に進学後、本格的に練習生生活が始まりましたが、学校も韓国芸術高校に転校し、ソウルに引っ越しました。

オーディションを経てJYPに入社しましたが、2016年の初めにキム・ドンヒョン、イ・デフィと現在の所属事務所に移動しました。

年齢は現在17歳ですが、幼い頃から磨き上げたダンスの実力は相当なものです。B-Boy、クランプ、ポッピン、ハウス、ワック、アーバンダンス、ガールズヒップホップまですべてが得意だというダンスマシーンです。

『プロデュース101』の最初の等級判定でA等級を受けましたが、序盤の放送分量が少なかったため、その頃の順位は良くありませんでした。しかし、舞台で爆発するパワフルなダンスが直Camで紹介され、ファンを惹きつけました。5月15日に公開された『Get Ugly』のアイコンタクト映像に付いたコメントは「20代のシングル（独身）女子を寝付けなくする人間ホットシックスパック、パク・ウジン！！！」がベストコメントに上がりました。

このようなファンの声援で順位を引き上げながら「自営業者」というニックネームも獲得しました。

『プロデュース101』PDたちも、純然と自分自身の実力で抜擢されたメンバーとするほどです。