記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
コラム > 総合

現代エンジニアリング、ポーランドで2兆7千億のプロジェクト受注

    • 去る24日、ポーランドのプウォツクで行われた「ポーランドPKNオレフィン拡張工事プロジェクト優先交渉対象者署名式」に出席したダニエル・オバイテクPKN ORLEN社長(左から)、ヤチェク・サシン副総理、キム・チャンハク現代エンジニアリング社長、ファン・ヤドTR社長この署名式を終えて記念撮影をしている。[写真提供=現代エンジニアリング]



    コロナ19で海外建設の受注が停滞しているなかで、企業公開(IPO)を推進している現代エンジニアリング(Hyundai Engineering & Construction)が欧州で超大型プラントを受注した。 「ポーランドPKNオレフィン拡張工事プロジェクト」のEPC(設計・調達・施工)優先交渉対象者に選定され、欧州の石油化学プラント市場で確固たる地位を確立した。

    現代エンジニアリングは去る24日(現地時間)、ポーランドのプウォツクでヤチェク・サシン(Jacek Sasin)ポーランド副総理、ダニエル・オバイテク(Daniel Obajtek)PKN ORLEN社長、キム・チャンハク現代エンジニアリング社長、フアン・リャド(Juan Llado)テクニカスレウニダス(TR)社長などの関係者らが参加したなかで署名式を行った。

    現代エンジニアリングは2019年、10億ユーロ規模のポーランド「ポモージュPDH・PPプラント」の受注後は欧州連合(EU)で躍進し、国内建設会社の中では唯一、欧州石油化学プラント市場で大活躍している。

    「PKNオレフィン拡張工事プロジェクト」は、ポーランドの首都ワルシャワの北西に約120キロメートル離れたマゾフシェ県プウォツク地域の石油化学工業団地内で生産されたナフサを分解し、「石油化学産業の米」と呼ばれるエチレンを年間74万トン規模で生産する大規模な石油化学プロジェクトだ。

    現代エンジニアリングはスペインのTR社とコンソーシアムを構成し、コンソーシアムリーダーとして今回の事業に参加した。この事業は発注先が選定した2社の基本設計(FEED)会社がオレフィン生産技術のライセンサーを直接選定して基本設計を行い、これを基準に2社がEPCの入札で競争する過程を経た。

    現代エンジニアリングは基本設計と事業遂行能力を認められ、競合他社を抜いて優先交渉対象者に選ばれた。現代エンジニアリングの関係者は「ポーランドの経済成長をリードしている、ポーランド最大の国営石油企業PKNの拡張工事プロジェクトを成功裏に遂行し、世界レベルのFEED能力とEPC事業遂行能力を証明したい」とし、「特に欧州市場での地位を確固たるものにして、グローバルEPC社として定着する機会としたい」と述べた。
    .
  • 毎日経済 | イ・ハンナ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-05-25 19:25:17