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[FOCUS] 「日本のようになる」というのが賞賛になる世界

  • 「日本は飛んでいるのに、韓国は這っている。日本は失われた20年以降、迅速な意思決定構造を基に成果を出している。一方韓国は、宿題は徐々に難しくなっているのに、問題を解く能力は低下している」 「今後、日本のようになるということが賞賛になる境遇になるのではないかと思う」

    チェ・ギョンファン経済副首相兼企画財政部長官は、就任1周年を控え、7日、政府世宗庁舎で1年の感想を明らかにした。日本の「アベノミクス」が政治システムに支えられて成功街道を走る一方、韓国ではまだ政治が足を引っ張っているという迂回的な批判だ。

    彼は「就任時から『日本の失われた20年を警戒しなければならない。今、すでに入り口に入ったかもしれない。低迷の流れを壊さなければならい』と切迫した心で述べている」と言い、「日本のようにというのは、あまり良くない意味だったが、今後は日本のようになるのが賞賛になる境遇になることはないかという気がする。これが不都合な真実だ」と強調した。

    チェ副首相は、韓国経済の規模が大きくなって、政府が主導的に政策を広げてもしっかりとした効果があらわれない限界にぶつかっているが、まだ国民の間には「政府が万能」という認識が残っているという点も「不都合な真実」と評価した。

    「過去1年間、渾身を尽くした」と言ったチェ副首相は、「昨年はセウォル号事態で経済が困難に陥った中でも、潜在成長率に近い3.3%の経済成長率を記録したのは、それなりに善戦したもの」と評価したりもした。国会議員時代、たばこを一日2箱吸っていたチェ副首相は、今年のたばこ値上げ以降、たばこを1本も口にしなかったと強調した。彼は「タバコを思い出すこともあるが、今年の1月1日以降、たばこは一口も吸わなかった。今回、やめることができなければ一生やめることができない気がする」と述べた。今年の初め、彼は「たばこの値上げは税収の増大ではなく、国民の健康増進が目的だと明らかにし、私がたばこを吸うのであれば『対国民詐欺劇』になる」と述べた。
  • 毎日経済 チェ・スンジン記者 / パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-07-08 06:29:03