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「江戸川乱歩賞」に在日同胞オ・スンホ氏の「道徳の時間」

    在日同胞の作家オ・スンホ氏が日本でもっとも権威のある推理文学賞である「江戸川乱歩賞」を受賞する。

    オ氏は今年はじめ、日本推理作家協会が公募した「第61回 江戸川乱歩賞」に檎克比朗という名前で『道徳の時間』を出品した。316人が応募した中で5作品が本選に進み、審査委員たちは今年5月18日にオ氏の作品を受賞作に選んだ。

    日本の有名出版社である講談社は先月初め、『道徳の時間』を受賞特選として出版した。授賞式は10日に東京の帝国ホテルにて開かれる。賞金は1000万円。

    大阪芸術大学映像学科を卒業したオ氏は現在大阪に住み、作品活動をおこなっている。彼は「ペンネームの文字がとても難しく読むことが出来ない。書くことができない」という指摘について「今後ペンネームの代わりに本名で作品を書く」と話した。

    江戸川乱歩(1894~1965年)は日本の「推理小説の始祖」または「推理小説の父」と呼ばれる。本名は平井太郎。ペンネームである江戸川乱歩は推理小説の創始者であるエドガー・アラン・ポーに由来する。江戸川乱歩賞は1955年に江戸川乱歩の寄付を基金として制定された。
  • 毎日経済_キム・スルギ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-04 16:19:18