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韓国労総中央執行委員会、労使政大妥協案を承認

◆ 労働改革の大妥協 ◆ 

  • 労使政(ノサジョン)が合意した大妥協案が14日、韓国労総中央執行委員会で可決された。

    これによって、労働市場の改革のための「労使政大妥協」交渉は最終的に仕上げされた。

    韓国労総はこの日、ソウル市永登浦区汝矣島洞の韓国労総会館6階大会議室で中央執行委員会(中執委)を開き、13日に労使政の代表者が合意した労使政大妥協案を承認したと明らかにした。

    韓国労総中央執行委員会は、大妥協の受け入れ拒否を要求する一部の産別労組の反発と焚身(焼身)の試みなどで議決には困難をともなったが、採決をした結果、48人の委員のうち30人の賛成で大妥協案を通過させた。中執委は韓国労総の役員と産別労組の委員長などが集まって、労総内の主要政策を決定する意思決定機構だ。

    経済社会発展労使政委員会(Economic and Social Development Commission)は中執委で大妥協案の承認がなされただけに、15日午前7時30分に本会議を開いて代表者らが大妥協案に署名し、公式発表する予定だ。国会と政府は妥協案に合わせて立法化し、ガイドラインを作成する作業に入る方針だ。

    キム・ドンマン韓国労総委員長は、「青年雇用と非正規職の涙をどのように拭いてやるかに対して、労働界が大きな見取り図を持って労使で議論することが正しいと思う」と、労使政が大妥協に至った背景と必要性を強調した。続けて「この一年間の労働市場の構造改革と関連して、韓労総は多く葛藤と悩みと苦悩を経験し、韓国の社会と経済が困難になり、116万人に達する青年たちが仕事を得られずにいることについて責任を感じている」と付け加えた。

    中執委で承認がなされるまでの過程は順調ではなかった。当初は順調な通過が予想されたし、午後2時の中中執委の開始前には会議室占拠などの事態もなかった。

    しかし午後3時、停会後に再び会議を開始する過程で「一般的な解雇」と「就業規則の変更要件の緩和」を政府指針とすることに反対するキム・マンジェ金属労連委員長が会議場で焚身を試みて、会場は修羅場になって会議が中断したりした。

    青瓦台は労使政委員会が労働市場の改革案に対して合意したことに関連し、「労使政大妥協が青年失業の解決のきっかけになることを期待している」という公式立場を明らかにした。
  • 毎日経済_ソ・ドンチョル記者/ソ・テウク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-09-15 01:42:09