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ブタのキャラクター「ピグナ」を作ったキム・ソンシク代表

www.pigna.co.kr 

    先月26日に幕を下ろしたYTN・ボルヴィック女子オープンで、チャン・ハナ選手のユニークな持ち物が中継カメラに収められた。一般的に使用されるドライバー用ヘッドカバーではない、ピンクのブタのぬいぐるみで作られたヘッドカバーを使用して、観覧客たちから注目されたのだ。チャン選手が披露したゴルフドライバーのヘッドカバーはブタのキャラクター「ピグナ(pigna)」としてよく知られているイルウォルコム(ilwolcomm)の作品だ。

    イルウォルコムのキム・ソンジク代表は、1991年に広告代理店を設立し、業界に飛び込んだ。しかし、外注業務の特性上、自分だけの独創的な創造物を作ることが困難であること実感し、運営していた代理店を後輩たちに譲って、キャラクターの開発に拍車をかけた。そうして誕生したのが、ブタのキャラクター「ピグナ」だ。1年余り、数百回考えては消す作業を繰り返した結果、出てきたキャラクターだ。キム代表は「ブタの上半身と下半身を2頭身でデザインして可愛さを強調して、マントを着せて英雄のモチーフにデザインしたのがポイント」だと述べた。

    イルウォルコムは貯金箱に加えてマグカップ、ぬいぐるみ、ゴルフドライバーのヘッドカバー、ノート、Tシャツ、エコバッグなどピグナのキャラクターがデザインされた様々な製品を披露している。ピグナが描かれたマグカップには「福を飲んで」というメッセージが入っていて、Tシャツには「福を着る」というメッセージが書かれている。

    キャラクターが噂で広がりながら、2012年、KDB産業銀行から商標ライセンス契約を介して代表預金商品であるKDBダイレクトのマスコットとして採用した。「トントリ」という名前で、キャラクター貯金箱を30万個以上製作・配布しながら、さらに有名になった。キャラクター製品に続き、開発に拍車をかけているアイテムが、まさにアニメーションだ。このため、1~2分の分量で、様々なエピソードを盛り込んだ短編アニメーションを現在デモ版で製作しており、韓国のある大型キャリアに独占供給することで契約した。
  • 毎日経済 キム・ジョンボム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-10-19 17:04:04