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韓国で高級バイク市場が急成長…ハーレーダビッドソンは前年比25.5％増
不況を破るスーパーバイクの高速疾走
- レジャー文化の拡散の影響で、数千万ウォンもする高級バイク市場が急成長している。毎日経済新聞が代表的な高級バイクブランドのハーレーダビッドソン、BMWモトラッドの販売量を分析した結果、昨年の両ブランドのバイク販売台数は3964台で、前年（3234台）に比べて22％も増えたことが分かった。ホンダ・コリアの250㏄以上の大排気量バイクモデルの販売台数も、前年比で14％以上増加したことが分かった。
< 成長しているプレミアムバイク市場 >
しかし、韓国の国内メーカー大林（テリム）自動車とKRモーターズが製造する高級バイクは競争力が不足して、市場は輸入業者が完全に掌握した状況だ。
昨年、BMWモトラッドの国内市場の販売台数は2002台を記録し、初めて2000台を超えた。魔の高地とされた1000台販売を越えた2012年（1107台）以来で3年めだ。 BMWモトラッドが国内で初めて販売した1999年（48台）に比べると41倍に成長した。累積販売台数（1万247台）も1万台を超えた。
BMWモトラッドの関係者は、「昨年BMWモトラッドの全世界の販売台数は前年比で10％ほど増加した」とし、「これにくらべて韓国市場の販売量は約20％増加し、2倍の成長率を見せてくれた」と語った。
BMWモトラッドの代表モデル「ニューS 1000 RR」はブランド初のスーパースポーツバイクだ。水冷式直列4気筒エンジンを搭載し、停止状態から時速100㎞まで3.1秒で到達し、最高速度は時速200㎞を超える。販売価格は2595万ウォンだ。
ハーレーダビッドソンは、韓国二輪車産業協会によると昨年の販売台数は1962台で、前年（1563台）比で25.5％増加した。 2012年に初めて1000台販売を突破した後、昨年までの3年連続で販売台数が増加した。ハーレーダビッドソンの関係者は、「生計型モデルに重点を置いていた国内バイク市場に、週5日勤務制が定着して以後は変化が生じ始めた」とし、「余暇生活の拡大でハーレーダビッドソンの販売量は最近、持続して成長する傾向」だと説明した。
代表モデルの「ウルトラリミテッド」はツアラーモデル（長距離運転に最適化されたバイク）で、快適なライディングに焦点が合わせられている。排気量1690㏄の「ハイ・アウトプットツインカム103エンジン」と6段変速のオートクルーズコントロールが乗り心地を高める。
コウモリの翼の形のフェアリングはモーターサイクル周辺の気流をスムーズにし、運転者が受ける風圧を減らす。収納スペースは同乗者のヘルメットまで収納できるほどゆったりしている。販売価格は4600万ウォンだ。
大衆ブランドのホンダ・コリアの250㏄以上の高級モデルの販売台数は、昨年は1177台と前年（1031台）比で14％増加した。特に主力モデルの「ゴールドウイング」と「CBR1000RR」は、それぞれ62％と34％の販売伸び率を見せたとホンダ・コリア側は説明した。
「ゴールドウイング」は1975年にデビューした後に42年間、世界から愛されてきたツアラーモデルだ。水冷式4ストロークOHC水平対向6気筒エンジンが搭載された。排気量は1832㏄で最大出力は118馬力だ。バイクモデルではまれなエアバッグが装備され、走行中に倒れても下半身に加わる衝撃を最小限に抑えることができ、50代以上のライダーに人気が高い。販売価格は3650万ウォンだ。
同好会またはバイクメーカーが主催する各種ライディングイベントも広がっている。
ゴールドウイングオーナーが主軸になってホンダ・コリアが主催する「コリアゴールドウイングライダース（KGR）秋祭り」には、昨年は400人あまりが参加した。 BMWが主催するイベント「モトラッドデイズ」の昨年の参加人員は1200人で、2011年（365人）に比べて3倍以上に増加した。ハーレーダビッドソンが主管するウェイクアップツアーの参加者数も、2012年の400人から2015年には1000人に上昇した。キム・ソンヨンKGR事務総長は、「同好会の会員数が1800人あまりに増えて、バイクを利用した活動も多彩になっている」と語った。 - 毎日経済_パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-01-31 19:12:42
