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フランスで韓国系養子出身者が大臣に任命される…二度目

    フランスで、11日(現地時間)に内閣改造が断行された中で、韓国系養子出身者であるヴァンサン・プラセ上院議員が国家改革相に任命された。

    この日、退陣したフルール・ペルラン文化・通信相に続き、韓国系の養子としては2番目に大臣職に就いた。プラセ氏は、欧州・エコロジー=緑の党(EELV)上院院内代表を務め、今後、政府組織を整備する業務を担当する。

    彼は1993年に議員補佐官として政界に入門し、2011年には43歳で上院議員に当選した。養子としては初めてフランスの上院議員になったプラセ氏は昨年7月に大臣になるという夢を明らかにした。当時、「大臣になって私のように外国から来てフランス人になった人も責任を負う仕事を夢見ることができるようにしたい」と意欲を見せた。

    1968年にソウルで生まれたプラセ氏は1975年にフランスへ養子縁組された。シャルル・ド・ゴール空港に到着した彼の手には、孤児院で着ていた服と聖書が入った小さな袋一つだけがあった。プラセ氏は里親と4人の兄妹の暖かい関心のもとで成長した。韓国語の教育を受けるよう勧誘を受けたが、再び韓国に送られることを心配して韓国語を学ぶことを拒否したという。

    自分を捨てた国だが、プラセ氏は上院議員に当選して、娘が生まれた後、韓国へ関心を注いだ。何回も訪問して、朴槿恵(パク・クネ)大統領に会った事があり、2014年には韓国大使館で娘に韓服を着せたりもした。
  • 毎日経済 出路タウニュース局 イ・ガヒ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-13 09:24:40