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「コードゲート2016」優勝は米国「PPP」チーム

    △写真=3日開かれた「コードゲート2016」開幕テープカットに主要な関係者が子どもたちと一緒に参加している。左から大検察庁のキム・ヨンデ科学捜査部長(検事長)、ハンコムのキム・サンチョル会長、未来創造科学部のチェ・ヤンフイ長官、ホン・ムンジョン国会未来創造科学放送通信委員長、チャン・デファン毎経メディアグループ会長、シン・ヨンソプコードゲートセキュリティフォーラム理事長 [イ・スンファン記者]

    「再び頂上にのぼってとても嬉しい。全世界のホワイトハッカー仲間たちと交流することができて楽しかった」。

    国際ハッキング防御大会「コードゲート2016」の一般の部で優勝した米国「PPP」チームリーダーのブライアン・バック(28)さんは3日、ソウルのCOEXグランドボールルームで開かれた授賞式で陽気な表情で語った。彼は「人工知能やモノのインターネットのような、トレンドを反映した問題が非常に興味深かった」と述べた。 PPPは2011年と2014年に続き、今回の優勝で3回優勝という記録を立てた。 4人1チームの大会に一人で参加して注目を集めた天才ハッカーのジョージ・ホッツ(27)氏は、数的な劣勢を克服できずに7位に終わった。昨年、驚きの勝利で突風を起こした中国「Oops」は本大会で8位に下がった。韓国代表として参加した「teambob」と「kasec」はそれぞれ6位と9位に満足しなければならなかった。今年初めて出場した台湾の「217」は3位という驚くべき成績を収めた。

    今年の大会では、大会史上初めて優勝チームが覆されるハプニングが起きた。 PPPが終盤まで1位を維持していたところ終了直前にロシアの「LeetChicken」が劇的逆転に成功したが、主催者側が「不確かな部分がある」として再審査に入り、最終的に「LeetChickenが外部の助けを受けた情況をとらえた」として失格処理した。主催側は「再審で優勝チームが変わるのは今回が初めて」だとし、「LeetChickenは異議を唱えなかったが、授賞式には参加しなかった」と語った。

    新設された大学対抗戦では、高麗大のサイコアチームが優勝した。チョン・ジュンサン チーム長(22)は「分析と脆弱性を見つける部分が融合された問題が出て、難しかったけれど最善を尽くした」と語った。

    ジュニア大会で優勝した韓国系アメリカ人サミュエル・キム君(17)は、「来年はPPPに参加して一般の部で優勝したい」と語った。

    この日の開幕式には崔陽煕(チェ・ヤンヒ)未来創造科学部長官、洪文鐘(ホン・ムンジョン)国会未来創造科学放送通信委員長、キム・ヨンデ最高検察庁検事長、ピョン・ジェソン国軍サイバー司令官、カン・ソンモ韓国科学技術院総長などの主要人物が大挙参加した。チェ・ヤンヒ長官は「情報技術(IT)を基盤にした4次産業の核心は、最終的にはセキュリティ」だとし、「サイバーセキュリティ人材の育成のために政府も惜しみなく支援する」と語った。張大煥(チャン・デファン)毎経メディアグループ会長は、「サイバー上のプライバシー侵害で被害をこうむる人が毎年増えている」とし「セキュリティの専門家が社会の安全のためにますます重要になっている」と語った。
  • 毎日経済_オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-03 23:50:40