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[韓国100大CEO] チャン・ピョンスンKYOWONグループ会長…「スマートパルガンペン」1年で会員10万人
- KYOWONグループを率いるチャン・ピョンスン会長は、代表的な独立独行の事業家に選ばれる。1985年、小さなオフィスで、従業員3人と一緒に学習誌「中央完全学習（現パルガンペン：韓国語で赤ペン）」を発行したのが教員グループの始まりだ。以後、公文学習・教員ALL STORY全集などを発売し、浄水器・空気清浄機などの環境家電部門とホテルのレジャー事業にまで領域を拡大し、現在1兆ウォン以上の売り上げを誇る中堅グループになった。
KYOWONグループがこのように継続的に成長することができた秘訣は、変化と革新だ。
チャン・ピョンスン会長は、急変する経営環境に先制的に対応するためには様々な試みをしなければならないと常に強調し、研究開発に支援を惜しまない。パルガンペン学習誌とスマート機器を組み合わせた「スマートパルガンペン」は、革新の代表結果として挙げられる。タブレットPCを利用してパルガンペン学習誌を解くことができ、途中で分からない部分はペンでタッチすると動画などで関連資料を見ることができ、好奇心を解き放してくれる教育商品だ。教育用コンテンツ開発の専門家とIT専門家200人余りで構成された研究開発チームが約6年のあいだ試行錯誤を繰り返しながら作られた作品で、子供たちが困難なテーマにも興味を感じるようにサポートしてくれるために熱い関心を受けている。2015年の発売以来、1年で10万人を超える会員を確保した。
スマートパルガンペンの好評に支えられ、昨年2月に「公文スマート読書」という訪問読書プログラムも公開した。「公文スマート読書」の会員に登録すると、QRコードが含まれている本を読むことになり、スマート機器を通じてQRコードをスキャンすると関連資料を見ることができる。パズルやボキャブラリーゲームを楽しむこともでき、プロの声優が録音した口演童話を聞くことも可能だ。KYOWONグループは浄水器事業でも様々な試みをしている。昨年7月に冷却タンクがない直型浄水器「wells tt」を発売した。既存の直型浄水器は冷水を作るための冷却タンクが内蔵されている。冷却タンクの中には、水の温度を素早く落とすための媒体として使われる水が含まれており、飲料水とは混ざらないが長期間溜まっているために浄水器が汚染される可能性がある。「wells tt」は浄水器の内部に溜まっている水を取り除き、水垢が生じたり細菌が繁殖する確率を最大限に下げた。昨年9月には浄水器の内部の至る所を殺菌洗浄するツール「wells scaling kit」を公開し、これを利用して浄水器を管理してくれるサービスも開始した。
性能とサービスを差別化したため、「wells tt」は今年2月基準で6万3000台が売れるほどの人気を誇っている。
チャン・ピョンスン会長の革新はここで終わらない。今年は人工知能とバーチャルリアリティ・拡張現実（AR）・融合現実（MR）の新技術を組み合わせた学習プログラムを開発し、トレンドを先導していく計画だ。2018年までに売上高2兆ウォン達成という目標を成し遂げるために、「変化と革新の内在化」を経営方針に掲げ、新たな試みを続けている。 - 毎経エコノミー 第1901号 | 入力 2017-04-29 08:53:02
