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歩道橋のエレベーター、手を挟んだままドア閉じる…緊急ボタンは「応答なし」

    歩道橋に上がるには階段があまりにも多いため、高齢者や身体障害がい者は主にエレベーターを利用する。

    ところが、この歩道橋のエレベーター管理がめちゃくちゃだという。

    ソウル市内の歩道橋。

    エレベーターの間に模型の手を入れてみたのだが、ドアがそのまま閉まった。

    揺すってみても抜けないまま運行を続ける。

    通常のエレベーターであれば、センサーが物体を検知してドアが開くべきだが、検出されない。

    消費者院が全国の歩道橋のエレベーターを調査した結果、半分が物体を検出できないままドアが閉まることが分かった。

    それだけでなく、緊急通話装置もやはり正常に動作しないことが分かった。

    このように緊急用非常ベルを数回押してみても、接続さえされない。

    歩道橋は階段が多く、高齢者と身体障害がい者はエレベーターを利用せざるを得ない。

    京畿道坡州に住むチョン・インソンさんは、「腰に痛みを感じる。少し良くない、腰が。(エレベーターが)あれば普遍的にすべて利用している」と話した。

    韓国消費者院所属のキム・ビョンボプ氏は、「(歩道橋のエレベーターの)実質的管理は自治体で実施している。あまりにも不十分で安全事故発生の蓋然性が高くないのか」と話した。

    交通弱者のために作られた施設だが、肝心の管理は不十分だという指摘だ。
  • MBNニュース イ・サンウン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-08 07:41:00