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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    プンオパン(フナパン):붕어빵
  • 解説
    ハングル:붕어빵

    ハングル発音:プンオパン

    意味:顔がそっくりなこと

    解説:日本のたい焼きのように、フナの形の焼き型に小麦粉と小豆などを入れて作ったパンがプンオパンだ。プンオとはフナのことだ。

    少しは違うだろうが、区別できないほどには同じ形になる。そこで、お互いに同じ顔の人、特に父と息子、母と娘のように、非常に似ている場合にプンオパンと言うようになった。

    ファンドを運用する資産運用会社が競合他社と類似しているポートフォリオを構成して販売するファンドを「プンオパン・ファンド」と呼ぶが、似ているものを指す時に、簡単に使うことのできる単語だ。

    プンオパンは、韓国の代表的な屋台の食べ物の一つになっている。生地を焼き型に注いだあと、小豆を少し入れて強い火で焼くという単純なレシピにもかかわらず、味に雲泥の差が出る。

    これは、生地の程度、小豆の品質、火の強さが異なるためだが、最近ではほとんどのプンオパン屋が生地とあんを買って作るため、(直接小麦粉から作るよりも、こちらの方が安い)、原材料を取り寄せる地域によって味も概ね似ることになる。生地とあんを供給することに組織暴力団が関与しているという話も聞こえる。

    パンを焼く型がフナではなく、コイだったら少しサイズが大きいインオパン(잉어빵、コイパン)になり、小豆の代わりにクリーム、サツマイモ、チーズ、野菜、チョコレートなど様々な材料を選んで入れることもある。

    頭から尾びれまであんこをいっぱい満たした黄金プンオパンもある。プンオパンのいとこには、クックァパン(국화빵、菊パン)、ケランパン(계란빵、卵パン)、バナナパン(바나나빵)があるが、最も古くからあるプンオパンが一番よく売れているという。

    2000年代半ば、陸軍で軍生活に適応できていない兵士を選んで、哨所を回ってプンオパンを焼かせる、プンオパン兵士を運営した。

    ☞ プンオパンにフナを入れて作ってみる実験をしたテレビ番組もあった。ところが、プンオパンの中のフナがまだ生きており、プンオパンがぴくぴくと動いて出演者を驚かせた。

    ☞ 車が衝突する光景を「プン~」「オ!」「パン!」と表現した粗末なギャグもある。