ハングル：주부9단

ハングル発音：チュブクダン

意味：主婦9段、家事の上手な主婦のこと

解説：家事や家計の管理が上手な主婦のことだ。もちろん家事を引き受けている主夫も該当する。

家事はしてもしても終わりがない。清掃、洗濯、料理、しかも引き出しなども見やすく、乱れず、きちんと整理しなければならない。

生活費も最大限節約しながら、それでも家族が豊かな人生を享受していると感じ、家に来れば生きている心地がすると感じさせなくてはいけない。料理や掃除、財テクなど、いずれかの分野にのみ長けているからと、9段の段証を得ることはできない。

ところで、なぜ9段なのだろうか。一番高いのが9段だからだ。それ以上はない。例えるなら、主婦としての道理をすべてまっとうしている人が主婦9段だ。主婦9段同士が競っ優勝をすれば「主婦名人」、「主婦家王」、主婦10段にランクアップすることができる。韓国の格闘技であるテコンドーも最高で9段までだ。その上は名誉10段となる。

相当ではないかぎり、主婦9段にはなれない。家族が満足する基準が段々と高くなるからだ。だから、このようなユーモアも出てきた。

マンションの隣同士に暮らす主婦2人が廊下で出会った。

主婦A：どこへそんなに急いでいくのですか？
主婦B：夫が毎日おかずが美味しくないと不平を言うのです。いくらおいしいものを並べても、数日経つとまた苦情を言うので、それで、教室に登録しました。

主婦1：料理教室に通われているんですね？

主婦2：いいえ。

柔道の教室に通っているんです。また、不平を言ったら、投げてやるつもりです。