ハングル：학원물

ハングル発音：ハグォンムル

意味：学校（塾）での日常を扱うアニメ、映画、ドラマなどのジャンル。学園モノ。ライト小説や漫画も含まれる

解説：学園モノのストーリーは、学校で起こる出来事だ。学祭、運動会、修学旅行、ファンタジー、異性および同性間の恋愛、試験、生徒会活動など、たまには先生と生徒間の出来事も扱われる。卒業すれば結末につながるが、たまに卒業後の同窓会活動や先輩・後輩の関係につながることもある。

学園モノの特徴は、勉強をするシーンや、数学、科学、歴史などの具体的な知識が紹介されることはほとんどないということだ。ただし、放課後の活動をする中で、木や花の名前を羅列して子どもたちが不思議がると、「さっき習ったじゃないか」と言う場合があったりもする。

日本や欧米ではかなり人気があるジャンルだ。魔法使いの話を盛り込んだ『ハリー・ポッター』シリーズも厳密に言えば、ホグワーツという魔法使いの学校の話で、ヴァンパイアが登場する『トワイライト』も学園モノに含まれる。

韓国の学園モノは思ったより多くない。そのため、学園モノにはまった読者は日本のアニメーションのヲタクになる場合が多い。

韓国の代表的な学園モノ

『入試名門 私立ジャングル 高等学校』－NAVERウェブ漫画の初期の作品
『同情の手綱』－2011年まで121回の連載がされたNAVERウェブ漫画
『ヨーグルティング』－アンティークソフトで開発された韓国のオンラインゲーム、かつて製法人気があったがアップデートをすればするほど楽しみがなくなる不思議な才能を発揮し、今は終了した。
『私たちは青い』－2010年から連載が開始したNAVERウェブ漫画

ドラマとしては、KBSで放映された『学校シリーズ』がある。『学校シリーズシーズン2』のエピソードである「ある日、心臓が話した」は、高校の国語の教科書に掲載され、高校の文学の教科書にも『学校シリーズ』のエピソードが採択された。特に、『学校シリーズ』に出演した俳優のうち少なくとも1人はトップスターに成長した。