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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ソンドク:성덕
  • 解説
    ハングル:성덕

    ハングル発音:ソンドク

    意味:大きく3つの意味がある。
    1.「成功したヲタク」を短くした言葉、芸能人を憧憬し、のちに芸能人になった人。
    2.声優のことが熱狂的に好きな人。同義語=성우빠(ソンウパ / 성우=声優、~빠=~の熱狂的なファン)
    3.城ヲタク。建築物である城に陥った人。通常、歴史ファンが多く、軍事(ミリタリー)ヲタクを兼ねたりする。中世の王の中で城のおかげで陥った人が結構いた。

    解説:まず2番の意味から

    本当に声優のことが熱狂的に好きな人がかなりいると言う。自分の好きな声優がアニメに出演すると、作品の種類や声優が演じたキャラクターは、気にせず、声優の声だけに集中するという。最初から声優の音声ファイルだけを取り出して聞く人もたまにいる。

    ソンドク(声ヲタ)は韓国より日本が長い伝統を持っている。古谷徹(巨人の星の星飛雄馬、セーラームーンのタキシード仮面など)、池田秀一(ガンダムのシャア、ONE PIECEのシャンクスなど)、飯島真理(超時空要塞マクロスのリン・ミンメイなど)ら有名声優もすでに古くからの固定ファンを持っている。

    韓国もラジオ時代に声優やアナウンサーファンが存在はしたが、ただ放送人の回顧録に言及される程度だった。

    2000年代に入って韓国にもソンドクが生まれはじめたが、初期には韓国の声優より日本の声優にはまったヲタクが多かった。ケーブルチャンネルが増え、地上波でしていたアニメーションダビングがケーブルで引き受けた後、韓国の声優を好きなファン層が形成され始めたが、日本に比べると限界がある。特に、Tooniverseなどのアニメーションを送出するケーブルチャンネルが、子どもチャンネルとして性格が固まりながら、韓国の声優への関心が減る傾向にある。

    3番の意味はおもいきって(?)省略して、1番の意味を見てみる。

    芸能人をちょろちょろと追いかけるヲタクの性向には、十分に才能がある。その上、性格も積極的でしょう。小心ならただアルバムや映画、CDを買って、家の中で1人で繰り返し見て聞くだろうが、性格が積極的ならば、踊りも真似して踊り、歌も声を上げて歌うようになる。

    そうするうちに芸能人になるのだ。もちろん、みんな成功するわけではない。韓国の21世紀のセクシーアイコンと呼ばれるイ・ヒョリが、代表的なソンドクだ。イ・ヒョリは、Fin.K.Lでデビューする前の1996年にEBS青少年ドラマ『感性時代』に出演したことがあり、高校時代にはすでに長いストレートヘアをなびかせ、学校周辺でマドンナとして君臨していたというため、ソンドクに分類するには曖昧な面がある。

    しかし、H.O.Tのファンだったイ・ヒョリをSM本社前でトニー・アンを待っている際に、SMにキャスティングされ、練習生生活をしたことがあるため、ソンドクと見ても構わないだろう。(ソンドクに誰がいるかは、今後の韓国Q&Aコーナーで紹介する。성우빠にも言及することにしましょう)