ハングル： 실감세대

ハングル発音：シルガムセデ

意味： 五感を満足させる現実のような感覚に魅かれるミレニアル世代 - Z世代

解説：

実感（シルガム）+世代（セデ）の合成語。五感を満足させる現実のような感覚に魅かれるミレニアル世代 - Z世代。

『ボヘミアン・ラプソディ（Bohemian Rhapsody）』という映画を見たことあるか？

英国のロックグループ「クイーン(Queen)」のボーカル、フレディ・マーキュリー（Freddie Mercury）の伝記映画だ。空港で手荷物を担当する労働者として働きながらも、音楽の夢を手放さなかった移民者出身だ。

独創的な音楽と華やかなパフォーマンスで観客を魅了していた「クイーン」（Queen）は、ラジオとテレビがそっぽを向くというレコード会社の反対にもかかわらず、なんと6分間続く実験的な曲'『ボヘミアン・ラプソディ』でワールドスターに浮上する。

フレディー・マーキュリーは1946年生まれ、クイーンの活動時期は1970年代から1990年代半ばまでだ。
だからミレニアル世代とZ世代の大半が生まれる前にすでに活動を終えたアーティストになるわけだ。

意外にも『ボヘミアン・ラプソディ』が実感を追い求めるZ世代を熱狂させた。
韓国だけでおよそ994万人がこの映画を見るために映画館を訪ねた。

理由は何だろうか？
なぜ彼らは、『ボヘミアン・ラプソディ』に爆発的な反応を見せるのだろうか?

映画を見ながら、一緒に歌を歌える「Sing-Along」上映館の効果が大きかったというのが評論家たちの分析だ。
席に座って映画を見るだけではなく、みんなで歌いながら熱狂するZ世代の好みに合ったという話だ。

インターネットとモバイルに親しまれているシルガムセデは刺激にさらされている。そのためか、聴覚、視覚など間接的な刺激からさらに一歩進んで五感を満足させる体験を選択する。

特殊めがねをかけて、ぴりっとした快感を感じることができるVRカフェ、限られた時間内に暗証番号を解読して密室から脱出する「脱出カフェ」などが人気を集めるのも同じ理由だ。