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数字経済 > 企業 > サムスン、タイゼンのスマートウォッチ初公開...MWC2014、24日開幕
◆MWC2014◆
スペインでウェアラブル春秋戦国時代が開かれる。サムスン、グーグルに続き、LG電子、ソニーはもちろん、ナイキをはじめとするファッションメーカーまで、次々とウェアラブル市場に参入し始めた。今まではウェアラブルを出すこと自体が話題だったが、これからはその場で買うことができる製品で戦わなければならない。
24日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開幕する世界最大の移動通信展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2014」ではこのようなトレンドが確然として読みとれる。サムスン電子が「MWC2014」でリリースした「ギア2」と「ギア2 Neo」が代表だ。
この製品はグーグルのAndroidやアップルのiOSではなく、新しいオペレーティング・システム(OS)の「タイゼン」を搭載した。
スマートフォンと連動せずに使える、独立した機能を大挙搭載した。音楽ファイルの保存スペースを備えており、スマートフォンを切っていても24時間の音楽再生機として使うことができる。赤外線送信モジュール(Ir LED)を搭載し、赤外線センサーの付いたテレビのリモコンの役割を果たすこともできる。1回の充電で2~3日持つように、電池の効率も上がった。
LG電子は「心拍イヤホン」とBluetoothヘッドセット「LGトーンプラス」で対抗する考えだ。LGのウェアラブル機器である「ライフバンドタッチ」と連結し、動いた距離に応じて消費カロリーを計算したり、運動をしながらイヤホンで心拍を測定することができる。