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数字経済 > 企業 > サムスン電子、ファウンドリ投資拡大 工場用地確保
サムスン電子が韓国と米国に10か所以上の新規ファブを建設できる用地を確保した。サムスン電子は2024年までにファウンドリ生産投資を10倍に増やす計画だ。
サムスン電子のチェ・シヨンファウンドリ事業部長(社長)は20日、ソウルインターコンチネンタルCOEXで開かれた「ファウンドリフォーラム2022」でこのような内容が盛り込まれたファウンドリ事業戦略を明らかにした。ファウンドリフォーラムはサムスン電子がファウンドリ新技術と事業戦略をファブレス顧客、協力会社などと共有する場だ。今月3日(現地時間)、米国で始まったフォーラムは同日、韓国で閉幕した。
チェ社長はこの日「市場状況にこだわらず顧客が信頼できる生産能力を確保することが何より重要だ」として「平沢(ピョンテク)など様々な拠点にすでに10個以上のファブを建てられる用地を確保した」と話した。チェ社長は続けて「生産ラインの投資が2024年に10倍以上増えると予想する」として「これを通じて2027年に先端工程生産能力が現在より3倍以上拡大するだろう」と強調した。
サムスンは先端工程技術の開発計画も紹介した。ファウンドリ事業部のチョン・ギテ技術開発室長(副社長)は「1.4ナノは2ナノ工程を基盤に大幅な性能と面積の改善がある予定」とし「3ナノ工程と比較した時、面積が30%以上改善される計画」と説明した。