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コリアナウ > 社会 > 韓、ワクチン1次接種率70%突破…接種開始204日目で
MBNニュース映像
国内の「新型コロナウイルス感染症(コロナ19)」ワクチンの第1次接種率が、接種開始204日目で70%を突破した。
17日のコロナ19予防接種対応推進団(推進団)によると、この日の午後5時の時点で第1次接種者数は累積3600万4101人で、全人口比で70.1%を記録した。接種対象である18歳以上を基準にすると81.5%に該当する。
ワクチン第1次接種率が70%を超えたのは、2月26日に接種が始まって204日目だ。政府は当初、秋夕連休前の19日までに、全国民の70%の第1次接種を終えるという目標を提示した。
性別による1次接種率は、この日の午前0時の時点で、女性が70.5%で男性が67.4%だ。年齢別では60代が93.7%と最も高く、続いて70代(92.7%)、50代(92.6%)、40代(70.8%)、18~29歳(68%)、30代(67.2%)の順だ。
政府は1次接種率70%を早期に達成しただけに、来月末までに接種完了率を70%に引き上げることに注力する方針だ。
文在寅(ムン・ヂェイン)大統領はこの日、ソーシャルネットワークサービス(SNS)にメッセージを載せて「信じられないほどの接種率」だとし、「経済協力開発機構(OECD)国家のうちで人口34万人のアイスランドを除いて70%接種の最短記録」だと述べた。
続いて「速度では他の追従を許さない大韓民国の底力を、ワクチン接種でも間違いなく見せてくれた」とし、「韓国の優れた接種インフラと医療スタッフの献身的な努力、国民の高い参加意識がともになしとげたおかげ」だと感謝の意を表した。
文大統領は「いまや国民の80%接種に向かっており、間もなく接種完了率も世界で先進国になるだろう」とし、「コロナの長期化で困難を経験する小商工人たちと自営業者の方々、格別の慰労と励ましを申し上げる。国民の皆さん、力を出して希望を持ってほしい」とした。
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