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「世間体よりも実利」セルフウェディングが流行る

ウェディング写真・メイク・ドレス、直接解決するとコストは5分の1に減少...関連業界の売上が50%上がる 

  • 「世間体よりも実利」セルフウェディングが流行る
昨年10月に結婚した会社員のキム・ミジョンさん(27)は、結婚費用を節約しながら実利のある「セルフウェディング」が理由で知人たちの間で話題になった。キムさん夫婦は、いわゆる「スドメ(スタジオ・ドレス・メイクアップ)」と呼ばれている結婚式の前準備を、専門業者を利用せずに自分たちで解決した。

ウェディング写真の撮影に必要なドレスは、インターネットショッピングモールを通じて30万ウォンで解決し、3時間借りなければならないフォトスタジオは、レンタル料12万ウォンで契約を終えた。ふだんからメイクには自信があったので、写真撮影前のメイクアップもキムさんが直接行った。自由に写真を撮影した後、写真の補正作業は「Photoshopの達人」と呼ばれる知人に任せ、他とくらべて遜色の無いウェディングアルバムを完成させた。このようにして使ったお金は、すべて合わせて50万ウォンを少しこえる水準だ。

不況の続くウェディング市場にも、個性と実利を追求する風が吹いている。専門業者を通さずに「セルフ」で結婚準備を行ったり、婚礼贈答品の省略など、減らすことのできる費用はすべて最小化するという方法だ。これまで「人倫之大事」という言葉で包まれ、過剰な金額を使わなければならなかった韓国の結婚文化とは正反対の姿だ。昨年10月、韓国消費者院が新婚夫婦・婚主1000人を対象にアンケート調査した結果、回答者の85%が「結婚に対して豪華贅沢な風潮が存在している」と答えた。

同じ調査によると、住宅購入を除く韓国の1人当たりの結婚平均費用はなんと5198万ウォン、夫婦あたりの平均結婚費用は1億ウォン(男性5414万ウォン、女性4784万ウォン)を超えた。特に挙式費用は1人当たり120万ウォンから最高1億1900万ウォンまで使うことが調査から判明した。2011年からオン・オフラインでセルフウェディング関連の小物を販売しているハローブライドのイ・エジ代表は、「開業後、売上は毎年50%ほど成長している」と語った。
  • 毎日経済_ ペク・サンギョン記者/チョン・ウィヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-05-23 15:36:38




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