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文在寅大統領「会話は始まったが北への贈り物はない」


  • 文在寅大統領「会話は始まったが北への贈り物はない」
  • 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が7日、青瓦台から与・野5党の代表と昼食会を行うために青瓦台本館に入る。左から洪準杓(ホン・ジュンピョ)自由韓国党代表、秋美愛(チュ・ミエ)共に民主党代表、ユ・スンミン正しい未来党共同代表、ムン大統領、趙培淑(チョ・ベスク)民主平和党代表者、李貞味(イ・ジョンミ)正義党代表。 キム・ジェフン記者



◆ 南北首脳会談の合意以後 ◆

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、与・野5党の代表を青瓦台に招待して昼食をともにして対北特使の訪北結果を説明し、「会話の開始だけでは(北韓に)プレゼントもなく合意もない」と述べた。金英哲(キム・ヨンチョル)北韓労働党中央委員会副委員長兼統一戦線部長の平昌冬季オリンピックの閉会式出席に対しては、「南北対話のために不可避の措置だった」と説明した。

またムン大統領は来る4月末、板門店における南北首脳会談の合意と関連し、「われわれがソウルや平壌や板門店などの候補地を提供し、北韓が場所を選択した」とし、「時期と条件が整うべきだが、6月に地方選挙があるために少し前倒しにして、時間差を置いて欲しいと言った」と答えた。

ムン大統領が与野党の代表と青瓦台で会談したのは、昨年9月以降で半年ぶりだ。

この席にはチュ・ミエ共に民主党代表、ホン・ジュンピョ自由韓国党代表、ユ・スンミン正しい未来党共同代表、チョ・ベスク民主平和党代表者、イ・ジョンミ正義党代表が参加した。ホン・ジュンピョ代表が青瓦台の党首会談に出席したのは今回が初めてだ。

野党代表は北韓の突然の会話提案に警戒心を示し、最低賃金引き上げを含む経済民生分野の国政運営に苦言を吐き出した。ホン・ジュンピョ代表は「北韓の核問題を処理しながら、30年の間に北韓に本当にいっぱいだまされた」とし、「今回も平和を打ち出して南北会談を行っているが、これは北韓の核の完成に時間稼ぎを与える南北首脳会談になってはならない」と指摘した。

ユ・スンミン代表は経済問題と関連し、「所得主導の成長ではなく、技術革新で成長に邁進するように願う」とし、「国民の税金で公務員の仕事を過度に増やす政策は、わが国の経済に何の助けにならず、誤った政策だから中断しなければならない」と促した。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-03-07 17:52:32




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