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北ミサイル、日本の海上で29分間飛行…グアムの打撃能力を誇示した可能性


  • 北ミサイル、日本の海上で29分間飛行…グアムの打撃能力を誇示した可能性
北韓(北朝鮮)が29日、平壌順安の一帯から発射した弾道ミサイルが日本上空を通過して北太平洋海上に落下したのは、太平洋グアムを打撃することができるという能力を誇示するなど、多目的な狙いがあるものと分析される。

北韓のミサイルは最大高度550キロメートル余りで、2700キロメートル余りを29分間飛行したことが分かった。

北韓からグアムまでの距離が3000キロメートルであることから、グアムまで到達することができる能力を示したものと専門家は評価している。

慶南大学極東問題研究所のキム・ドンヨプ教授は「日本上空通過時の高さが通常の領空である100キロメートルを超えた」とし「グアムを包囲射撃するという火星-12ミサイルが有力で、ムスダンミサイルである可能性もある」と話した。

北韓が日本上空を通過して北太平洋にミサイルを落下させたのも、軍事的対応を警告した米国を直接的に刺激することなく、反応を探ってみようとする意図だと解釈されている。

特に日本がミサイルの射程圏に入っていることを、今回の機会をもって確実に見せることで、有事の際に韓半島の増援戦力の出発地である駐日米軍基地を打撃することができるという能力も誇示したものと思われる。

軍のある関係者は「北韓は、グアムを打撃するといった計画を迂回的に実証したものとみられる」とし、「米国だけでなく、現在の2部練習が進行中である乙支フリーダムガーディアン(UFG)韓米連合訓練に対する反発であるとも解釈できる」と話した。
  • MBNニュースセンター / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-08-29 09:23:00




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