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コリアナウ > 政治 > 中国のSNSで韓流芸能人放送禁止の噂…THAADと日韓軍事情報協定のせいか
中国当局が韓流コンテンツの放映と韓国芸能人の広告出演を全面的に禁止する「限韓令(韓流禁止)」が施行されるという主張が提起された。
中国最大の社会関係網サービス(SNS)WeChatは19日、「史上最強の限韓令が下った。すべての韓国企業と韓国ブランド、韓国芸能人など、あらゆる韓国の特徴を含んだ広告も19日から全面的な禁止に入る」という文が広がった。
中国版ツイッターのWeiboでも「江蘇省の放送局の責任者が韓国スターが出演するすべての広告を禁止するようにとの上部の通知を受けた。緊急事態だ。放送局のすべてが行動に入った」という文が投稿された。
中国芸能専門SNSメディアである伝媒圈によると、今回の「限韓令」は「韓国団体の中国内演出禁止、新規韓国芸能企画社への投資禁止、1万人以上を動員する韓国アイドルの公演禁止、韓国ドラマ・バラエティ協力プロジェクトの締結禁止、韓国芸能人が出演するドラマの中国内送出禁止」などを含んでいる。
中国のこのような動きは、韓国の高高度ミサイル防衛(THAAD / サード)の配置と来る23日の日韓軍事情報保護協定(GSOMIA)の締結を控えて、抗議する次元で下されたと分析される。
今回、限韓令で韓国と中国間のコンテンツ投資交流萎縮はもちろん、国内の韓流関連の芸能事業に少なからぬ打撃が予想される。すでに中国のスマートフォンの広告モデルだったソン・ジュンギは去る8日、中国映画俳優エディ・ポンに交換されており、中国の放送に出演していた歌手のファン・チヨルと俳優ユ・インナの出演分が編集された。