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朴大統領の血液をチェ・スンシルの名前でチャウム医院で検査

福祉部「諮問医キム院長がチェ氏姉妹を通して19回以上の代理処方…刑事告発」 

  • 朴大統領の血液をチェ・スンシルの名前でチャウム医院で検査
キム・サンマン緑十字IMED院長がチャウム医院在職当時、チェ・スンシル(崔順実)氏の名前で朴槿恵(パク・クネ)大統領の注射剤を代理処方し、2013年9月には看護将校が採取してきた朴大統領の血液までチェ氏の名前で検査したことが明らかになった。

保健福祉部は15日、江南区保健所がチェ氏の常連病院であるキム○○医院、チャウム医院などの2カ所に対して現場調査を行った結果、このような代理処方の状況がわかったと明らかにした。キム院長は、「(青瓦台)医務室に必要な薬が具備されていない場合、チェ氏の姉であるチェ・スンドゥク氏の名前で処方し、直接、青瓦台に持っていき、朴大統領に注射をした」と話したことが分かった。現行の医療法上、違法である代理処方にも足りず、国家機密であり大統領の健康状態を推測できる血液検査が、外部の病院で諮問医によって単独で行われたということだ。朴大統領の血液をチェ氏の名前で検査した理由は、明らかにされなかったが、キム院長が代理処方した注射剤と関連があると専門家は推定した。チャウム医院のイ・ドンモ院長は、「実際にチャウムでIVNT注射剤を処方する時、血液検査をした後、患者にどのようなビタミンが足りないのかを調べて、不足している栄養素を処方する」と説明した。

医務記録によると、朴大統領は19回以上の注射剤の代理処方を受けたものと見られる。チェ・スンシル氏の名前では2012年3・5・8・9月に、チェ・スンドゥク氏の名前では同年11月に2回と2013年2月初めに、それぞれ処方を受けた。チャートには、「朴代表」「代表様」などと表記されている。キム院長は、「当時、代表だった朴大統領を直接診療し、直接注射を打って行ったことをチェ氏姉妹の名前で作成した」と説明した。就任初めである2013年3月から2014年3月までは、チェ・スンドゥク氏の名前で処方された後、キム院長が直接青瓦台に持って行って注入した。計12回で診療チャートには、「青」、「安家」などと表記された。セウォル号事故当時の2014年4月に処方された記録はなかった。

ただし、代理処方が疑われる診療チャートで向精神薬やプロポフォールなどの麻薬類医薬品の内訳は確認されなかった。
  • 毎日経済 シン・チャンオク記者 / キム・ヘスン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-15 22:02:58




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