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検察、朴大統領の録音ファイルを発見…「チェ・スンシルに見せて」


検察が、チョン・ホソン前青瓦台付属秘書官(47 / 拘束)の携帯電話から朴槿恵(パク・クネ)大統領が大統領演説文などの青瓦台文書を、「チェ・スンシル(崔順実)氏に見せろ」と指示する内容を盛り込んだ録音ファイルを確保したものと見られる。

9日、朝鮮日報の単独報道によると、検察が確保した録音ファイルには、朴大統領がチョン前秘書官に「資料をチェ・スンシル氏に見せ、意見を聞きなさい」と言った後、チェ氏に電話をかけ、「文献を送った」と話す内容が盛り込まれた。

チョン前秘書官は最近、検察の調査で捜査チームが携帯電話に保存されていたこのような録音ファイルを提示すると、「大統領の指示でチェ氏に文献を伝達したことは正しい」とし、機密漏洩の疑いを認めたという。先立ってチョン前秘書官は先月末、チェ・スンシル氏のタブレットPCに青瓦台の機密文書が含まれていると報道されると、「チェ氏をよく知らない」「文献は私が渡したのではない」と話していた。

検察は同日、青瓦台文献流出問題と関連して、イ・ジェマン前総務秘書官とアン・ボングン前国政広報秘書官の自宅を押収捜索した。2人は、チョン前秘書官と朴大統領を国会議員時代から補佐してきた、いわゆる「門番権力3人」と呼ばれた人々だ。検察は2人の他にも、青瓦台の現職行政官ら2人の自宅も押収捜索した。彼らは安鍾範(アン・ジョンボム)前首席の証拠隠滅の試みと関連付けされたという疑いを受けていることが分かった。
  • 毎日経済デジタルニュース局 キム・ジンソル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-10 10:08:47




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