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韓、コロナ重症者が1300人突破…歴代最多


コロナ19の流行が頂点区間を過ぎたが、いまはまだ緩やかな減少傾向を見せている。危篤・重症患者数も当初の予測値よりも低い水準だが、再び最大値を記録して安心できない状況だ。 30日の中央防疫対策本部によると、この日の午前0時における新規確定者が42万4641人増え、累積確定者は1277万4956人と集計された。一週間の平均確定者数を基準にして、先週から11週間のあいだ減少するようすを見せている。

しかし減少傾向はまだ緩やかなレベルだ。中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「2週間前から確定者の発生は最高の区間を過ぎて減少を続けている」としながらも、「まだ減少傾向は緩やかだ」と語った。同氏は「まだ1日平均30万人前後の確定者が発生しており、オミクロン変異ウイルスの細部系統であるBA.2変異が拡散するなどの不確実性要因もある」と付け加えた。

この日の危篤・重症患者は1301人と集計され、歴代最多を記録した。政府が予想する胃重症患者最多値(1300~1700人)に比べては低い水準だが、今後は頂点を基準にして2~3週間後に急増する可能性も排除できない。療養病院や施設内の重症・死亡者の発生も懸念される。当局によると3月の第4週における死亡者2516人のうち、療養病院と療養院で死亡した人員は合計973人(38.7%)だ。

このことからこの日、当局はこれらの施設のための追加案を設けると明らかにした。療養施設にいる65歳以上の確定者は、軽症でも病床配分が行われる。また確定したトルボム(介護)従事者は、3日の隔離後に業務に復帰できるように指針が改正される。

一方、確認者に対する対面診療のための外来診療センターの申請はこの日から始まった。ただし院内感染が懸念され、診療数の加算も確定されず、医院の実際の参加率がどの程度かは不透明な状況だ。

ソウル市議会のパク・ミョンハ会長は「現在は町内の病院で迅速抗原検査をしているだけに、確定者が病院に来院するということを懸念する病院・医院は多くないだろう」としながらも、「業務過重による診療報酬が十分に策定され、医療陣の感染時の損失補償をしてくれるなどの誘引策がなければならないだろう」と説明した。対面診療が可能な医療機関の名簿は毎日午前9時、健康保険審査評価院ホームページに更新される予定だ。

服用治療薬は追加導入される予定だ。この日の防疫当局によると、「パクスロビド」4万5千人分が31日に追加で国内に導入される。該当の物量を含めると、これまで国内に導入された物量は合計25万2千人分であり、29日の時点で残った在庫量は6万7千人分だ。
  • 毎日経済 | ハン・ジェボム記者
  • 入力 2022-03-30 17:54:38




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