トップ >
コリアナウ > 社会 > 韓国、来週月曜日から室外でのマスク着用義務が解除 566日ぶり
イ・スンファン記者
韓国で新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向が続く中、来週から屋外マスク着用義務が解除される。
ただし、大規模な集会や行事、スポーツ競技場など大勢が密集するところでは例外的にマスク義務が依然として適用される。
韓国政府は29日午前、キム・ブギョム首相主催の中央災難安全対策会議を開き、このような案を確定し、来週月曜日の5月2日から適用することにした。
ただし、50人以上の行事、屋外多重利用施設ではマスク着用義務を維持することにした。
屋外マスク着用義務の解除は2020年10月以降、566日ぶりだ。
去る2020年8月、京畿道を皮切りに自治体別に室内外マスク着用行政命令が下され、その年の10月からは国家レベルのマスク着用義務化が始まった。
米国、イギリスなどの主要国のほとんどはすでに屋外マスク規制を解除した。
一方、大統領職引継ぎ委員会が屋外でマスクを脱ぐのは時期尚早という懸念を伝えた中、屋外マスク着用義務が解除されたことにより、新旧権力間の葛藤が生じるという展望も出ている。