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「自然化粧品を作って使用」…生活の中の化学物質を拒否


  • 「自然化粧品を作って使用」…生活の中の化学物質を拒否
殺虫剤たまごや毒性生理用ナプキン「波動」を経験しながら、有害物質に対する恐怖感が生活用品全般に広がっている。

すると天然材料で化粧品を作って使ったり、重曹のようなエコ洗剤を使うなど自己救済策を探している消費者が増えている。

化学成分の代わりにリンゴエキスで作られた界面活性剤を入れ、保湿効果のために緑茶種子油も数滴加える。

4人の子供を持つハンさんは、このようにシャンプーから石鹸、歯磨き粉まで、すべて天然材料で作って使用している。

ハンさんは「子供がシックハウス症候群とアトピーを患っていたが、天然成分で作って使ってみたら肌が健康になった」と話した。

また、会社員のカンさんは、直接作って使うことはできなくとも、化粧品成分を入念に調べてから製品を購入している。

吹き出物がよく出る成分が入っているのか、他の人の評価はどうなのかを知らせてくれるスマートフォンアプリを利用しているのだ。

皿洗いや掃除をするとき、他の化学洗剤よりも安全だと知られている重曹を使う消費者も大きく増加した。

緑の消費者連帯所属のイ・ギョンミさんは「化学物質を使わないことはできないにも関わらず、『ノーケミ族』は引き続き増加傾向にある。政府はこのような現象を無視せず、化学物質に対する管理規定を明確にする必要がある」と話した。

有害物質の恐怖感によって、消費者たちが化学物質を拒否するようになっている苦い現実だ。
  • MBNニュース チョン・ソルミン記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-11 07:52:00




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