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避妊薬を渡して100キロの行軍…国民銀行の新入社員研修に非難


KB国民銀行が新入社員研修中に100キロメートル行軍のプログラムを控えて女性社員に避妊薬を勧めたという事実が知られて非難されている。国民銀行側は行軍の日付と月経周期が重なる不便を回避するために社員の要請に応じて渡しただけで強要はなかったと説明した。

8日、国民銀行によると先月に忠南天安で行われた新入社員研修の一環として、2日間で100キロメートルを歩く行軍プログラムを実施した。この行軍を控えて銀行側は女性新入社員を別途集めて「月経周期が重なる場合は大変だと思うので、避妊薬を準備したので必要によって要請してほしい」と伝えた。

説明をうけて一部の社員は避妊薬を受け取った。

国民銀行側は「避妊薬の支給は自発的に要求した場合に配ったものであり、健康上の理由で行軍するのが難しい人は外れることができるよう措置した」と説明した。

しかし、新入社員が研修から気軽に抜けることは難しいという点を考慮すれば軍隊式に無理にプログラムを進行したのではないかという批判がされている。実際に銀行界では組織文化、教育などの名目で業務とは無関係な行軍・克己訓練を研修プログラムに含めているところが多い。2014年には新韓銀行が新入社員に「空気椅子の姿勢」をさせたことなどが知られて非難を浴びた。国民銀行労働組合は「今回の事例だけでなく業務プロセスはまだ軍隊式の文化が多く残っているようだ」とし「労組の次元からも組織文化を改善するために力を尽くす」と明らかにした。
  • 毎日経済 チョン・ジュウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-08 22:29:19




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