AP通信とタス通信などはこの日、チェ・ソニ北韓副外務相が平壌で記者会見を持ち、「私たち(北側)は米国の要求にどのような形であれ譲歩する意思はない」とし、非核化交渉の中断に言及したというニュースを平壌発として緊急打電した。外信によると、チェ副外務相は会見で「明らかなことは米国が今回の黄金のような機会(a golden opportunity)を逃がしてしまったことだ」と強調した。チェ副相は「(ベトナムから)故国への帰り道で国務委員長は、いったいどんな理由でわれわれは再びこのような列車の旅をするべきなのかと言った」と伝えた。また、「米国の強盗のような(gangster-like)態度は、けっきょく状況を危険にさらすという事実を明らかにしたい」とし、米国を追い詰めた。チェ副相は、北側がこれまで15ヶ月のあいだとってきた核・ミサイル実験の猶予など、変化に相応する措置を取って彼らの「政治的計算(political calculation)」を変えない限り、対話を続行したり妥協するつもりはないと述べた。