A. | 今回の東京オリンピックで韓国がプライドを傷つけられた種目があります。 テコンドー(跆拳道)です。 宗主国なのに、どうして金メダルが1つも取れないのでしょうか? このような問いかけに指導者も選手も話すことが全くありません。 新型コロナウイルスで実戦感覚が鈍くなったと理由を挙げていますが、そんな理由を言う選手たちも言い訳であることを知っています。ただ韓国がノーゴールドで屈辱を受けている間、21か国がメダルを獲得したことでテコンドーが五輪から消えなくなったという事実で慰めているだけです。 1896年アテネ五輪で始まった当時は五輪種目は9種目しかありませんでした。 以後、多くの種目が加わったり消えたりしてきました。五輪は種目の変遷の歴史でもあります。 東京五輪にも野球やソフトボール、空手、サーフィン、スポーツクライミングが新たに採択されました。ボーリングとスカッシュは1次候補に上がりましたが残念ながら正式種目にはなれませんでした。 選手たちが汗を流している種目も五輪で席が保障されるとは断言できません。若者が楽しまず観衆も視聴者も面白くないと消える悲運を迎えることもあります。 多くの種目がすでにそのような二の舞になりました。 まあ、ほとんど消えるほどの理由があることはあります。 面白いかどうかは別として残忍だとか、お金がたくさんかかったり命が危ないとか、そのような理由です。 五輪から消えた種目について調べてみましょう。 生きている鳩の射撃 ピストル決闘 大砲砲撃 シングルスティック 熱気球 水泳でも消えたオリンピック種目があります。 障害物水泳競走やダイビング幅跳び、人命救助などです。 障害物水泳競走は水中に設置された網を避けて柱まで上がって降りてきた後、棒を越えて数台のボートの上を上がったり下がったりしてボート2台の下で泳ぐTVバラエティ番組に出てきそうな競技でした。実際の競技はかなり滑稽に見えたそうです。 ダイビング幅跳びは選手たちがダイビングをした後、その力で60秒間水中を流れて水面に頭を突き出す競技でした。水中で手足を使ったら失格負けです。最も遠くで浮かび上がった頭の持ち主が金メダルを取る競技でしたが、残念ながら米ミズーリ州セントルイスで披露されたこの種目も1回で五輪を終えなければなりませんでした。 人命救助 学校の運動会で欠かさず登場する綱引きや綱渡りも一時期堂々としたオリンピック種目でした。 綱引きは2回大会で登場し5回の大会で各国の選手がメダルをめぐって力を合わせました。8人で構成されたチームが相手チームを1.82メートル引き寄せたら勝つゲームです。勝負がつかなければ延長戦に入りますが延長戦では1センチでも引き寄せたチームが勝つ試合でした。 綱登り たこあげ、高飛び、3段跳び、馬に乗って高飛び、クラブ回し、走る鹿を射る、ダンブリング、サイクルポロなども様々な理由で消えてしまいました。 観客が見にくいという理由で消えた種目もありますが、パリ五輪の水泳種目だった「潜水したまま泳ぐ」がその一つです。当時の技術としては、試合の様子を全く見ることができなかったからです。 モーターボート競走も似ています。ロンドン五輪に採択されたこの競技は沖合いで競技が繰り広げられたため誰も実際の競技の姿を見ることができませんでした。雨の日には試合は中止となり、しかも当時のボートは最高速度が時速30キロ程度で迫力がなかったといいます。 愛犬家が惜しむような競技種目もありました。 実際にあったのでしょうか? パリ大会で実際にあった競技です。パリ大会では面白い種目がかなり沢山あったようです。 |