A. | あごの形を見れば人の外見はもちろん性格も分かるそうです。 東洋の陰陽論に心酔した人々の話を聞いてみましょう。 簡単に言えば、肉は陽、骨は陰であるという理論です。 骨がしっかりと包んで陽気が抜けるのを助けるということです。 陽気が上がるのが頭ですから、頭は硬い頭蓋骨が覆っています。 頭蓋骨がなかったら? 陽気がみな体の外に出て死んでしまうでしょう。 面白いのは、あごの形によって頭蓋骨が変わるということです。 あごは陽の気運を包む役割をしますが、あごが発達していない人は陽気が抜けるのを防ぐために頭蓋骨をしっかりと包み込みます。後頭部は自然と丸い形になります。 一方、あごの分厚い人は上に上る気運があまりなく、後頭部があまり発達する必要がないため平たい形になっています。 下に人の気運が集まるようにあごが障壁を張っているので、あごがしっかりしている人は下半身に気運がたくさん入っています。 精力が強いかどうかの説明は必要ないでしょう。 あごが大きい人は多くのことを考え、自分の話をあまりしないです。 あごの小さい人は機運が上に向かうので、聞かなくても自分の話を話し始めます。 あごが発達しているかどうかは、形とは関係ありません。 丸いか、四角いあごか、しゃもじ型なのかを調べるのは、その次の問題です。 機運を体の中に保つためには、あごの形を変えるのは禁物でしょう。 観相家は「分厚いあごは見たくない、薄くて細いあごがきれいだ」と言って、あごを削る手術をする人を見ると、自分の福を剃っているように見えるといいます。 観相学では額を天、あごは地に例えます。 また、顔全体において額は初年運、眉毛から鼻にかけては中年運、顎は50歳以降の晩年運を示すと言います。 観相家によっては額を両親によって受ける運、鼻を自分の運、あごを子供運と解釈する人もいます。 子供が大きくなれば晩年が幸せになるという話です。 確かに、お金と名誉、権力をすべて握っていても、子供がいないか、または子供1人がトラブルを起こしているのなら、幸せだとは言い切れません。 あごが発達した代表的な人物を挙げると、ヒラリークリントンが挙げられます。 しかし、反逆罪、反乱罪、人身売買で死刑宣告を受け、テロ犯が収容されたグアンタナモで絞首刑に処されたという偽ニュースが幅を利かせているので、晩年が気楽なのか少し疑問に思えます。 あごの発達程度ではない形で見る性格タイプについては次回、紹介します。 |