A. | 宋(ソン)ライン 映画やドラマとは違ってバラエティ番組で女性MCやコメディアンは主演になりにくいです。ニュースを進行する女性アナウンサーが男性アンカーを補助する役割にとどまるようにです。 独自の領域を構築したイ・ヨンジャ、パク・ミソン、キム・ウォニ、パク・ソヒョンなども完全に主役とは言えません。 ソン・ウニはバラエティ番組の主役でした。SBSバラエティ『ゴールドミスが行く』と 『無限ガールズ』などの番組に自分だけの色を着せました。 ソンラインはチェ・ジンシル師団*以後結成された(?)唯一の女性芸能人集団です。 * 国民女優のチェ·ジンシルは非常に気さくな性格で様々な分野の芸能人たちと親交を深めてきましたがコメディアンのイ・ヨンジャ、モデルのイ・ソラとホン・ジンギョン、歌手兼女優のオム・ジョンファ、コメディアンのチョン・ソンヒ、ラジオDJとして活躍した女優のチェ・ファジョン、女優のシン・エ、イ・スンヨン、キム・ヒソン、メイクアップアーティストのチョ・ソンア、アナウンサーのペク・ジヨンなど特別に親しく過ごした芸能人たちを通常「チェ・ジンシル師団」と呼びました。イ・ヨンジャとチョ・ソンアはチェ・ジンシルの死後、チェ・ジンシル財団を推進しました。国民MCのユ・ジェソクも無名時代、チェ・ジンシルの推薦でKBSバラエティ番組のMCに抜擢されました。 ソンラインの全盛期はこれらの番組が放映された1990年代半ばから後半でした。番組が放送される時もバラエティ番組の中で認知度があまり高い方ではなかった上、『ゴールドミスが行く』が放送終了後、「純粋な女性バラエティ番組」は姿を消してしまいました。ソンラインも自然と沈滞の沼に陥りました。 ひどく言えば女性コメディアンたちは男性MCのそばに寄生してこそ生業が保障される立場だったということです。 ソン・ウニの企画力が死滅していくラインに活気を吹き込みました。『ソン・ウニとキム・スクの秘密保障』は女性コメディアン、女性MCが主役を演じる番組が増える種になったのです。ソンラインの復活は女性芸能人たちが自ら立つ場を作り始めたという意味と相通します。 このような事情から女性芸能人たちがソン・ウニを手本にするのは当然のことでしょう。 MBCバラエティ番組『ラジオスター』でキム・グラと呼吸を合わせながら、グラインに分類されたりもするコメディアンのア・·ヨンミは「2019年MBC芸能大賞優秀賞」を受賞すると感想をこう話しました。 「人を作ってくれたソン・ウニ、キム・スク先輩に本当に感謝しています。本当に、ありがとうございます。私にとって親のような人たちです。これから「ソンキム・アンヨンミ」で暮したいです」 ソン・ウニが芸能所属事務所Media Lab SISOを結成したのですから、ソンラインの核心メンバーはMedia Lab SISOに籍を置いていると言ってもいいでしょう。 Media Lab SISOの2号芸能人で唯一の男性である歌手のユ・ジェファン、シン・ボンソン(カプサイシン)、ユ・ジェファン、キム・シニョン、アン・ヨンミなど。キム・シニョンのアイデアで結成されたCELEB FIVEにはMedia Lab SISOの女性メンバーが全員入っています。 ソン・ウニの相棒であるキム・スクはもちろん欠かすことはできません。 Media Lab SISOの家族ではなくソンラインのメンバーとしては35歳という高齢のパク・ジソン、コメディアンのチャン・ドヨン、パク・ナレ、コメディアンのファン・ジェソン、ソン・ウニの弟とされるキム・ヨンチョルがソンラインの直属メンバーとして知られます。 キム・ヨンチョルはユラインとカンラインにも一歩、足を踏み入れています。 直属ラインではありませんが、俳優のチェ・ガンヒ(崔江姬)とチェ・ファジョン(崔化精)、クォン・ヒョクス(權赫洙)、チョン・シア(鄭詩雅)、映画監督のチャン・ハンジュン(張抗俊)、コメディアンのアン・ソミ(安素美)、イ・グクジュ(李國主)、タレントのペク・ボラムもソンラインに分類される芸能人です。 ソン・ウニがもともと夢見ていた歌手の中では混成グループRoo'Raのメインダンサーとして活躍したチェ・リナと歌手のファンボ(皇甫)などがソンラインに合流します。 特にガールグループのAOAのメンバーであるソリョン(金雪炫)はソン・ウニが自身のインスタグラムで「胸で産んだ娘」という名前を明らかにしたことがあります。 |