A. | 韓国で冬将軍(冬の厳しさを人格化した単語)が猛威を振るう1月には特に何を食べるのか、興味を持つ必要があります。 ビタミンD、オメガ酸、血液循環、貧血に良い食べ物を1月の旬の食べ物として推奨されます。 ビタミンCが豊富な果物として松の実、グレープフルーツ、デコポンが思い浮かびます。 最近は温室栽培のイチゴも1月に食べておくと風邪の予防にもなります。 ヘタが乾かず濃い緑色の上に湿った感じまで加わり、すぐにでも一口かみたくなります。イチゴは春の食べ物として知られていますが、1月からイチゴの季節が始まると言う人もいます。ビタミンCやカリウムが豊富で、がん細胞が自殺するように誘導するエラグ酸という成分まで入っているそうなので一生懸命食べないといけません。 韓国では、昔から松の実を神仙が食べる食品として親しまれてきました。神仙の不老長寿を助ける食べ物なんて、これほどの食品はないでしょう。しかし、指で絞っても滲むほど脂っぽいので、たくさん食べると下痢にもなりますし肌のトラブルも起こります。 普通の人たちは下痢をするほど松の実を食べることは難しいです。高いからです。松の実が高いのは五葉松が貴重だからではなく、松の実を取るのが難しいからです。 あまりにも背の高い朝鮮五葉松の木に、それも木のてっぺんにだけ松の実がぶら下がっているため実際に登って緊張した状態で打ち落とさなければなりませんでした。雨が降ると20メートルにもなる木を登って落ちて怪我をしたりもします。実際に松の実の収穫で怪我をしたり、亡くなったりする人もかなり多いそうです。キム・テギュンが進行する『2時脱出カルトショー』で朝鮮五葉松から落ちて全身に包帯を巻いて病院で横になった事情が紹介されました。 1990年代、朝鮮五葉松の木が多い京畿道(キョンギド)加平(カピョン)において猿を訓練させ松の実の採取に動員されました。最初は猿が松の実を簡単に取って喜んでいましたが、松の実の味を知った猿たちが松の実を取って下に投げることを考えずに食べてしまったため、失敗に終わってしまいました。 松の実にはオレイン酸、リノレン酸など不飽和脂肪酸が豊富です。肌を潤して血圧も下げてスタミナ補充にもぴったりです。それに鉄分も豊富なので貧血にも役立つ果物です。 |