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未知の練習生たちが集まり、一つになるという意味を込めたX1。 スタートは悪くありませんでした。 8月27日に発表したデビューアルバム『飛翔:QUANTUM LEAP』は、52万枚を超えるアルバム販売量を記録しました。デビューアルバムの初動アルバム販売量が「ハーフミリオン」を達成したのはKポップ史上初でした。 勢いに乗って、tvN(『ホグたちの監獄生活』、『ドレミマーケット』)、JTBC(『アイドルルーム』、『一食ください』『RUN.WAV』)など放送活動も活発に続けていますが、9月末以降の活動は落ち着いてます。 理由は、ご存知でしょうから、説明は省略します。 『PRODUCE 101』シリーズの投票捏造事件の始発点である以上、X1は衝撃の震源地に立っている状況です。 X1に対する放送界の忌避現象は、すでに8月末から見え始めました。8月30日、KBS『ミュージックバンク』に出演する予定でしたが、突然キャンセルされました。ケーブルチャンネルではアルバム販売量を高く評価して出演を強行しましたが、地上波では投票不正の論議に包まれたグループの出演は負担に感じたようです。 I.O.IとWanna One、IZ*Oneにデビュー舞台を披露させてあげるなど、『PRODUCE』出身のグループを冷遇したことのないKBSが忌避するくらいですから、MBCとSBSの舞台にも立ちづらいでしょう。 放送局だけではありません。 X1はデビュー直後、サンドイッチを販売するバイク便サービスのレストランチェーン店、サブウエイ(Subway)と広告契約を結んで撮影まで終えていましたが、結局放棄してしまいました。その後、サブウェイの広告モデルは、JTBCアナウンサー出身の放送人であるチャン・ソンギュに代わりました。噂によるとメンバー同士が会議の末、商業的活動を自制しようという意見がまとまったそうです。 さらに、Mnetの親企業のCJの系列会社ブランドまでX1を忌避する状況だから、X1がこれからもグループ全体のメンバーや、一部メンバーでも広告モデルで顔を見せるのは難しそうです。 地上波の出演は事実上不可能になったと見るのが正しいでしょう。 ただでさえ、大統領府の請願掲示板に「捏造グループの地上波出演を禁止してほしい」という請願まで書き込まれましたから、放送局としてはなおさら忌避するでしょう。 X1は11月10日、タイで開かれた「K-POP FESTA in BANGKOK」に参加し、11月16日の「Vライブ・アワーズ」にも参加する予定だそうです。 アン・ジュニョンPDが、投票結果を捏造したという疑いを認める前に決まっていたスケジュールであるうえ、有料ティケッティングを通じて予約した観客がいて、キャンセルしにくいというのがX1側の説明でした。 しかし、ここまでがX1活動の終着点になると予測しています。 世論が極度に悪化し、X1が活動を続けても喜びより叱責を受けるだろうし、メンバーたちを輩出した企画会社でも活動終了を望んでいるからです。 所属事務所では投票不正が議論になる前からX1の活動期間が5年ということに対して不満を抱いていました。だから、この際解散した方が良いと判断したのかもしれません。一部のメディアは、X1のメンバーの中で精神的な苦情が耐え難い境地に達したとして、むしろグループの解散を望むメンバーもいると報道しました。 Mnet側は、まだX1やIZ*Oneの解散に対する確固たる立場を表明していません。まずは捜査機関の捜査を見守ると言っています。 ただし、IZ*OneとX1は日本の名古屋で開かれるMnet MAMA(Mnet Asian Music Awards)に出演しないことを内部的に決定した状態として伝えられました。 |